ことわざ・比喩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 14:18 UTC 版)
ソーセージと法律(政策)は作る過程を見ない方がいい ドイツのことわざ。どんなにきれいにまとまった良い政策でも、その立法過程(政治)は根回しなどで、醜悪であるということ。 ソーセージの中身は肉屋と神様しか知らない ヨーロッパの箴言・ことわざ。真実とは当事者以外には分からないものなので、むやみに他人の言葉を信じて騙されないようにという意味。 両者とも、完成品であるソーセージからは実際に使われている肉の種類や添加物、製造現場の衛生状態などは判別困難であり、ひき肉(血や内臓などを混ぜることもある)や動物の腸など材料の姿も思い浮かばないことから。 それはソーセージだ ドイツの言い回し。「それはどうでもよいことだ、それは大したことがない」という意味。 ソーセージを投げてベーコンを得る ドイツの言い回し。「エビで鯛を釣る」の意味。当地では、ベーコンは細切れでなく巨大な塊で売っているため、「(小さな)ソーセージを投げて(巨大な)ベーコンを得る」というイメージになる。 すべてには一つ終わりがある。ソーセージだけは二つある。 ドイツの言い回し。もとあった箴言(どんな物事も必ず終わりを迎え、そしてそれは運命論的に必然たる結果に帰結するという意味)に、ごく当たり前の事実をジョークとして付け足した言葉。 ダブル・ミーニングのネタとして ソーセージ/ウィンナー、またはその語が男性の陰茎を暗喩するダブルミーニングとしてギャグに使われることが多々ある(映画『オースティン・パワーズ』シリーズ、空飛ぶモンティ・パイソン『スパムの多い料理店』など)。
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