景勝地
「景勝地」とは、山や海岸または滝など自然の造形によって作られた風景や景色が優れている場所のことで観光や旅行で訪れるのに適した地域やスポットのことを意味する表現。「景勝」という言葉自体が「景色や風景が優れている・良い・絶景である」といったことを意味している。
「名勝地」「景勝地」「観光地」の 違い
「景勝地」と良く似たものとして「名勝地(めいしょうち)」という言葉がある。「名勝(めいしょう)」というのは、日本の文化財保護法において「庭園、橋梁、峡谷、海浜、山岳その他名勝地で我が国にとって芸術上又は観賞上価値の高いもの」と規程され文部科学大臣が「名称」および「特別名勝」の名称で指定たもののことである。名勝の一例としては「十和田湖」「小石川後楽園」「兼六園」などが挙げられ、「日本国指定名勝の一覧」でその一覧を見ることができる。よって「名勝地」と「景勝地」の違いとしては、「名勝地」は日本国が「名勝」であると指定した場所・土地のことを指し、「景勝地」というのは一般的に景色や風景が優れている・絶景である場所や土地のことを幅広く指す、という点が挙げられる。
また「名勝地」「景勝地」と「観光地」の違いとしては、「観光地」と言う場合は、名勝地や景勝地だけでではなく「東京ディズニーランド」や「ジブリパーク」などのテーマパークや「沖縄美ら海水族館」などといった水族館、東大寺や熱海城などの名所旧跡なども含めて、より幅広く観光名所を指すという点が挙げられる。
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