くぼ【久保】
くぼ【▽凹/×窪】
くぼ
窪
- 女陰の古名にて凹(くぼ)の義なり。「しなたりくぼ」とも云ふ。落くぼ谷くぼなど云へる窪も女陰の名義より出たるなりとの説あり。紫貝を「馬のくぼ貝」と云ふも此貝の形状が牝馬の陰部に似たるを以てなり。又『新猿楽記』の中に、老女の陰部を「蚫苦本(あはびくぼ)」と書ける由『陰名考』にあり。
- 窪。陰門の古語。「あはびくぼ」「しなたりくぼ。」。「催馬楽」に「くぼの名を何とかいふつらたり、けふなう、たもろ」。「新撰字鏡」に「〓音開也、久保とある是也、〓は玉門を朱門と云ふに同じ」とあり。紫貝を「馬のくぼ貝」と呼ぶはその形牝馬の陰門に似たるを以てなり。
- 女の陰部を云ふ。
- 女竅の隠語。『伊呂波字類抄』『日本霊異記』共に「シナタリクボ」とあり。『新撰字鏡』に「久保」とあり。又『催馬楽』に「くぼの名」あり。尚ほ柳田国男氏の『地名に現はれたる久保、保土』の研究を見よ。
- 陰門のこと、窪みになつているところの意。
- 女陰の古名。〔風流〕
- 女の陰部の古名をいう。
窪
名字 | 読み方 |
窪 | くぼ |
窪
窪 |
「くぼ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は笑うとほおにえくぼができる
- 地面のくぼんだ所
- 目がくぼんでほおのこけた男
- 地面のくぼみ
- この食器棚は壁のくぼみに合うように作られている
- 彼女の目はくぼんでいた
- その道路にはひどい穴やくぼみがある。
- 路面のくぼみは主に凍結融解サイクルのためにできる。
- 彼は深くくぼんだ目のためにいつも疲れた顔に見える。
- 飛行機の先にくぼみがあることは見てわかります。
- 「あばたもえくぼ」って言うからね。
- 彼女は笑うと愛らしくえくぼができる。
- 彼はよくぼんやりして傘をわすれてくる。
- 過労で彼女の目はくぼんでしまった。
- ぼくが何してどうなったぼくぼくぼく。
- その道路にはくぼんだ所がいくつかある。
- スープを入れるくぼんだお皿がありますか。
- ジェーンは太ってるし、態度も悪いし、煙草もぷかぷか吸うし。でも、ケンは彼女のことを可愛くてチャーミングだと思ってるんだな。『あばたもえくぼ』っていうけど、まさにそれだな。
- 《諺》 「蓼(たで)食う虫も好き好き」, 「あばたもえくぼ」.
- そのナイトクラブでひどくぼられた.
- >> 「くぼ」を含む用語の索引
- くぼのページへのリンク