きら香【キラカ】(工芸作物)
登録番号 | 第14307号 | |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | 茶 | |
登録品種の名称及びその読み | きら香 よみ:キラカ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 竹内清美、竹内忠義 | |
品種登録者の住所 | 静岡県袋井市岡崎6635-110、静岡県袋井市岡崎6007 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 竹内清美、竹内忠義 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「やぶきた」の枝変わりであり、育成地(静岡県袋井市)におけるほう芽期及び摘採期が中の煎茶向きの品種である。樹姿はやや直、樹勢は中、株張はやや小、葉層の厚さはやや薄である。摘採期の茶芽の揃いはやや不揃、芽数は多、摘芽長はやや長、摘芽の本葉の開葉数及び百芽重は中である。新葉の形は長楕円、大きさは中、厚さはやや薄、色は黄白、光沢はやや多、葉質は軟である。成葉の形は長楕円、先端長は短、大きさはやや大、色は緑、葉面のしわはやや少、葉縁の波は多である。枝条の分枝数、節間長、着葉角度、ほう芽期及び摘採期は中である。製品の外観の形状は上、色沢、内質の香気及び水色は中上、滋味は上である。科学成分の全窒素は多、アミノ酸はかなり多である。「やぶきた」及び「するがわせ」と比較して、摘採期の茶芽の数が多いこと、新葉の色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者のほ場(静岡県袋井市)において、「やぶきた」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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