きらり一寸【キラリイッスン】(野菜)
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登録番号 | 第5071号 |
登録年月日 | 1996年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | そらまめ | |
登録品種の名称及びその読み | きらり一寸 よみ:キラリイッスン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 6月 14日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉田孝親 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「陵西一寸」の変異個体から育成された固定品種で,さやに毛じが無く,さやの色が濃緑で光沢のある青実用品種である。 草勢は弱,草丈はやや低,草姿はやや開,分枝数はやや少,節間長はやや短である。小葉の大きさはやや小,花の色は白のみ,最下着さや節位は中,着さや密度はやや密,着さや数は中,さやの長さはやや短,幅はやや大,厚さは中,重さはやや軽,色は濃,そりは中,くびれは大,先端の形は丸,熟性褐斑は中,収穫後のたい色は小である。子座数は3.0以上4.0未満,子実数は2.0以上2.5未満,青実の長さはやや長,幅は中,重さはやや軽,緑色度は中である。開花始期は中,さやの収穫期はやや早である。 「陵西一寸」と比較して,草勢が弱いこと,花の色が白のみであること,さやの色が濃いこと等で,「仁徳一寸」と比較して,草勢が弱いこと,節間長が短いこと,花の色が白のみであること,青実の緑色度が淡いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年,出願者の「陵西一寸」の採種ほ場で,さやが濃緑で光沢のある変異個体を発見し,この個体を素材として,平成元年より君津育種農場(千葉県袖ヶ浦市)において選抜・固定を実施し,4年に目標とする特性を有しているのを確認して育成を完了したものである。 |
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