きらら【キララ】(草花類)
登録番号 | 第12247号 | |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | きらら よみ:キララ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 西岡秀和 | |
品種登録者の住所 | 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂3158番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 西岡秀和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ボナンザ」に「マロネス」を交配して育成されたものであり、花はセパルが紫白の地色に鮮赤味紫色のぼかしが入る、ペタルが紫白の地色に濃赤味紫色のぼかしが入る、リップは浅黄の地色に濃赤味紫色の爪斑及び橙黄色の目が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は広線形、横断面の形は扁円形、高さは35~50㎝、長径は11~20㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭形、横断面の形はⅠ型、長さは121~150㎜、幅は31~40㎜、表面の色は緑、葉数は16~20枚である。優先着花部位はⅧ型、花序は総状、一花茎の花数は3~5、太さは 4.1~5.0㎜、長さは11~30㎜である。花の咲き方は平咲き、横径及び縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は切形、反転の方向は平、ラテラル・セパル正面の形は披針形、先端の形は微突形、反転の方向は平、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は切形、反転の方向は平である。リップ正面形の複雑性は単純型、単純型の正面はⅥ型、先端の形はⅤ型である。花色はセパルは地色が紫白(JHS カラーチャート8901)で鮮赤味紫(同8906)のぼかしが入る、ペタルは地色が紫白(同8901)で濃赤味紫(同8907)のぼかしが入る、リップは地色が浅黄(同2504)で濃赤味紫(同8907)の爪斑及び橙黄(同2210)の目が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。「ボナンザ」と比較して、葉形が広線形であること、セパル及びペタルの地色が紫白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(宮崎県宮崎郡佐土原町)において、「ボナンザ」に「マロネス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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