きたのはな【キタノハナ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8536号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | きたのはな よみ:キタノハナ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北垣全 | |
品種登録者の住所 | 京都府熊野郡久美浜町字河梨103番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 北垣全 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「コシヒカリ」の変異株から選抜育成された固定品種であり,育成地(京都府久美浜町)における成熟期は極早生,稈長が短,葉身が黄色,精玄米千粒重が小の水稲,粳種である。草型は穂数型,稈長は短,稈の細太は細,剛柔は柔,止葉の直立の程度はやや垂,葉身及び葉鞘の色は黄である。穂長は短,穂数は少,粒着密度は中,穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形は中,大小はやや小,精玄米千粒重は小,玄米の見かけの品質は上の下,光沢はやや良である。出穂期及び成熟期は極早生,耐倒伏性は弱,脱粒性は難である。穂いもち圃場抵抗性は極弱,葉いもち圃場抵抗性は弱である。「コシヒカリ」と比較して,稈長が短いこと,葉身が黄色であること,成熟期が早いこと等で,「ハナエチゼン」と比較して,葉身が黄色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に育成者のほ場(京都府熊野郡久美浜町)において,栽培中の「コシヒカリ」の中から出穂の早い株を発見,以後,固定を図りながら特性調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ナナヒカリ」であった。 |
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