きたのむらさき【キタノムラサキ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9027号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | きたのむらさき よみ:キタノムラサキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 学校法人拓殖大学 | |
品種登録者の住所 | 東京都文京区小日向3丁目4番14号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石村櫻、佐竹徹夫、木下厚 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、国際稲研究所から入手した「Hung-tsan」に「たんねもち」を交配して育成された固定品種であり、育成地(北海道深川市)における成熟期は中生の晩、玄米は極小粒、粒色は黒の水稲、糯種である。草型は穂数型、稈長はやや短、細太はやや太、剛柔は中、止葉の直立の程度は立である。穂長はやや短、穂数は中、粒着密度は密、穎色は褐条、ふ先色は黄褐、芒の有無と多少は多である。玄米の形は極長、大小は極小、粒色は黒、精玄米千粒重は極小、香りは有である。粳・糯の別は糯、出穂期及び成熟期は中生の晩、耐倒伏性及び脱粒性は中である。穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性は中である。「たんねもち」と比較して、玄米の形が極長であること、大きさが小さいこと、粒色が黒であること等で、「Hung-tsan」と比較して、稈長が短いこと、葉身の色が濃緑であること、穂長が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に出願者の農場(北海道深川市)において、国際稲研究所から入手した「Hung-tsan」に「たんねもち」を交配し、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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