かなこ【カナコ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第12453号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | かなこ よみ:カナコ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「やよい」に夏秋系小ギクを交配して育成されたものであり、花は暗赤紫色の小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや低である。茎の太さはやや細、色は赤紫、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、一次欠刻、表面及び裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさは小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少、管状花部の直径はかなり小、管状花数は中、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は暗赤紫(JHS カラーチャート9510)、裏面の色は赤紫(同9214)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さはやや短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「舞人」と比較して、花弁先端の形が丸いこと、外花弁の角度が平であること等で、「糸子」と比較して、舌状花の重ねが1.5列までであること、外花弁の角度が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「やよい」に夏秋系小ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は、「かなえ」であった。 |
Weblioに収録されているすべての辞書からかなこを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- かなこのページへのリンク