過酸化脂質とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 化学物質 > 脂質 > 過酸化脂質の意味・解説 

過酸化脂質

読み方かさんかししつ

中性脂肪コレステロールなどの脂質活性酸素によって酸化されたもの。がんや老化動脈硬化などを引き起こす

 酸化された脂質総称で、体にとって有毒となる物質です。
 体内では、中性脂肪から活性酸素により酸化した過酸化脂質が細胞の中で活性酸素フリーラジカル作り、さらに過酸化脂質を発生させます血管内にたまったLDLコレステロール酸化して発生した過酸化脂質は、動脈硬化などの原因となりますまた、皮脂酸化してできた過酸化脂質は、皮膚の細胞を傷つけ、色素沈着シワ原因作るといわれています。
 体内での過酸化脂質を減らすには、活性酸素抑える役割を持つ「抗酸化物質」が有効です。体内にはスーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)やカタラーゼなどの抗酸化酵素のほか、食物から摂取したビタミンCビタミンEカロチノイド類、ポリフェノール類などが抗酸化物質として存在してます。





過酸化脂質と同じ種類の言葉

このページでは「健康用語辞典」から過酸化脂質を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から過酸化脂質を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から過酸化脂質 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「過酸化脂質」の関連用語

過酸化脂質のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



過酸化脂質のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
厚生労働省厚生労働省
(C)2025 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
e-ヘルスネット

©2025 GRAS Group, Inc.RSS