酸化された脂質の総称で、体にとって有毒となる物質です。
体内では、中性脂肪から活性酸素により酸化した過酸化脂質が細胞の中で活性酸素フリーラジカルを作り、さらに過酸化脂質を発生させます。血管内にたまったLDLコレステロールが酸化して発生した過酸化脂質は、動脈硬化などの原因となります。また、皮脂が酸化してできた過酸化脂質は、皮膚の細胞を傷つけ、色素沈着やシワの原因を作るといわれています。
体内での過酸化脂質を減らすには、活性酸素を抑える役割を持つ「抗酸化物質」が有効です。体内にはスーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)やカタラーゼなどの抗酸化酵素のほか、食物から摂取したビタミンCやビタミンE、カロチノイド類、ポリフェノール類などが
かさんか‐ししつ〔クワサンクワ‐〕【過酸化脂質】
過酸化脂質
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