お座敷唄とは? わかりやすく解説

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おざしき‐うた【御座敷唄】

読み方:おざしきうた

料亭呼ばれた芸者が、三味線、鼓、太鼓伴奏にうたう唄。多く民謡だが、お座敷専用つくられたものもある。


お座敷唄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 13:50 UTC 版)

座敷」の記事における「お座敷唄」の解説

お座敷唄(おざしきうた)とは、長唄端唄・小唄上方歌など、三味線伴奏歌われる俗曲のことである。歌舞伎のなかの舞踊曲や、清元節などを起源として、文化文政(1803- 1830年)の頃から盛んになったといわれている。芸妓遊女お座敷歌ったほか、庶民の間にも流行した日本の歌謡曲流行歌)の起源については、川上音二郎などの演説歌演歌)とする説が有力であるが、昭和初期レコード会社次々にでき、それぞれの会社所属歌手名乗り挙げたとき、徳山璉佐藤千夜子藤山一郎淡谷のり子などといった声楽出身歌手混じって藤本二三吉小唄勝太郎市丸赤坂小梅美ち奴などの芸妓出身歌手芸者)も多く出ており、お座敷唄の流れを引く流行歌かなりあった。とくに1950年昭和25年)頃からは、朝鮮戦争がらみの好景気で、日本全国料亭などが繁盛し歌謡界でもそれにあやかるように、「お座敷唄」あるいは「お座敷ソング」と呼ばれる歌のレコード数多く発売された。神楽坂はん子久保幸江などの歌手デビューし、『芸者ワルツ』や『トンコ節』などが一世を風靡した詳細は「お座敷唄」を参照

※この「お座敷唄」の解説は、「座敷」の解説の一部です。
「お座敷唄」を含む「座敷」の記事については、「座敷」の概要を参照ください。

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