いげん

実用日本語表現辞典

威厳

読み方：いげん

威厳（いげん）とは、人や物事が持つ、重厚さや堂々とした態度を表す言葉である。これは、その存在が他者に対して尊敬や畏怖を引き起こすほどの力強さや品格を持っていることを示す。威厳は、一般的には、長年の経験や知識、高い地位や権力などによって獲得されるとされる。また、建築物や自然景観などに対しても用いられ、その壮大さや美しさが人々に深い感銘を与える様子を表す。例えば、歴史的な建造物や自然の風景などがその例として挙げられる。威厳は、その存在感や影響力によって、他者の行動や意識に影響を与える力を持つとされる。

（2023年9月21日更新）

デジタル大辞泉

い‐げん〔ヰ‐〕【威厳】

読み方：いげん

近寄りがたいほど堂々としておごそかなこと。「—を保つ」「—に満ちた態度」

い‐げん【異言】

読み方：いげん

１ 普通と違う珍しい言葉。

２ その人の態度や事実と、言うこととが違うこと。

３ キリスト教で、聖霊を受けて宗教的恍惚(こうこつ)境におちいった人が語る、一般の人には理解しがたい言葉。この現象は、初代教会でしばしば見られた。

い‐げん〔ヰ‐〕【遺言】

読み方：いげん

１ 死にぎわに言葉を残すこと。また、その言葉。いごん。ゆいごん。

２ 先人が生前言ったこと。また、その言葉。いごん。

世界宗教用語大事典

いげん 【異言】

キリスト教で、宗教的恍惚状態から発せられる言葉をいう。『新約聖書・コリント書』の語。初期教会では神の賜物と考えられ、その解釈もされた。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

いげん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:19 UTC 版)

同音異義語

いげん

• 【威厳】堂々としており、重々しく近寄りがたいさま。
• 【異言】珍しい言葉。
• 【遺言】先人が残した言葉。
• 【医原 / 医源】医療行為が原因で生ずる疾患である医原病の略。