『Sarò libera』、サンレモ音楽祭での優勝
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「エンマ・マッローネ」の記事における「『Sarò libera』、サンレモ音楽祭での優勝」の解説
2011年9月20日、3枚目のソロ・アルバム『Sarò libera』が発表される。先立つ9月2日には同タイトルのシングルも発表された。このシングル曲はディジタル・ダウンロードにおいてゴールド盤に認定され、またアルバムはイタリア音楽産業協会のチャートで首位スタートとなり、後にダブル・プラチナ盤に認定される。2011年10月28日、このアルバムからの2枚目のシングル・カットとして「Tra Passione e lacrime」が発売された。2012年1月は映画『Benvenuti al Nord』の製作に携わり、映像の終わりにカメオ出演し「Nel blu dipinto di blu」を歌う。 2012年1月15日、サンレモ音楽祭2012に楽曲「Non è l'inferno」で出場することを明らかにし、『Sarò libera』の「サンレモ版」が発売された。音楽祭3日目の夜にはゲイリー・ゴー(英語版)とのデュエットで「If Paradise Is Half as Nice」を、4日目の夜にはアレッサンドラ・アモローゾとのデュエットで「Non è l'inferno」を歌う。2012年2月19日、第62回サンレモ音楽祭の大賞受賞者に選出された。楽曲「Non è l'inferno」はディジタル・ダウンロード・チャートで初登場首位となり、マルチ・プラチナ版に認定された。またこの曲はスイスのチャートでも19位となり、3週間に渡ってスイスのヒットチャート上に留まった。アルバム『Sarò libera』もスイスのヒットチャートで43位につけ、8週間に渡ってヒットチャート上に留まった。同年2月にはキッズ・チョイス・アワードの最優秀イタリア人歌手部門にノミネートされた。 2012年3月31日、タレント番組「アミチ・ディ・マリア・デ・フィリッピ(英語版)」に「ビッグ」部門で再登場するが、アレッサンドラ・アモローゾに敗れる。このときアモローゾは賞を2人で分け、アレーナ・ディ・ヴェローナで無料コンサートをしたいと話した。2人の共演による無料コンサートは9月に実現した。番組中でエンマ・マッローネがアントニーノ(英語版)のために製作した楽曲「Resta ancora un pò」はディジタル・ダウンロード・チャートで6位となった。また同時期にTRL賞(英語版)の「Best Fan」および「Italian Do It Better」部門にノミネートされ、後者の部門で受賞を果たした。 2012年4月27日、アルバムからの4枚目のシングル曲「cercavo amore」が発売された。同曲はイタリアのディジタル・ダウンロード・チャートで2週連続の首位となり、後にプラチナ版に認定される。またスイスのヒットチャートでも68位となった。 2012年7月10日アレックス・ガウディーノ(英語版)とジェイソン・ルーニー(Jason Rooney)による、「Cercavo amore」の公式リミックスが発売され、同曲は『Just Dance 4』にも収録された。 2012年7月2日、ウィンド・ミュージック・アワード(英語版)においてアルバム『Sarò libera』が受賞作品に選出された。この音楽祭では「Cercavo amore」の他、ピーノ・ダニエーレ(英語版)とのデュエットで「Io per lei」および「Quando」を歌った。 同じく7月には3度目のツアー「Sarò libera」を開始した。ツアーは12月まで続き、チケットの販売総数は16万枚に及びほぼすべてのコンサートで売り切れとなった。3月に「アミチ・ディ・マリア・デ・フィリッピ(英語版)」で競いあったアレッサンドラ・アモローゾとの共演によるアレーナ・ディ・ヴェローナでのコンサートは9月5日に行われ、翌日カナーレ5(英語版)で放映された。 2012年9月17日にはアルバム『Sarò libera』からの5枚目のシングル・カット「Maledetto quel giorno」が発売された。 2012年10月8日、イギリスのロンドンにて「Puglia Sounds in London」と題するコンサートを行った。このコンサートはイタリアのプッリャ州の音楽をイギリスに紹介する趣旨で、ココ・クラブ(英語版)にて行われた。2012年11月6日、ジョルジオ・ガベール(英語版)を記念する3枚組のアルバムが発売され、エンマが歌う「La libertà」が収録された。11月11日、コリエーレ・デラ・セラのウェブサイト上に、『Sarò libera』収録曲「Non sono solo te」のプレビュー・ビデオが掲載された。ビデオはエンマ本人の製作によるものである。
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