『続ジャングル・ブック』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 16:51 UTC 版)
「ジャングル・ブック (小説)」の記事における「『続ジャングル・ブック』」の解説
恐怖はこうしてやってきた(モウグリ登場作) How Fear Came干ばつの間、モウグリと動物たちは、川の中から現れた「平和の岩」の誓いのもと、ワインガング川に集まる。虎のシアー・カーンが、人間を殺した血で、川の水を汚して追い払われる。象のハティが、最初にジャングルに恐怖が来たとき、虎にどのように縞ができたかという物語を話す。 プーラン・ブガットの奇跡 The Miracle of Purun Bhagatインドの藩王国の首相だったプーラン・ダスは、財産を放棄して、ヒンズー教の托鉢僧(サニヤシ)になりプーラン・ブガットと名乗る。その後、彼は、友達となった動物たちの助けを借りて、地滑りから村を救う。 ジャングルを呼びこむ(モウグリ登場作) Letting In the Jungle虎を殺したモウグリは、村人から魔法使いと思われ、人間の村から追い出される。迷信の激しい村人は、彼の養母であるメスアと彼女の夫をも殺そうとする。モウグリは彼らを救出し、動物たちの力をかりて、村を破壊して村人たちを追い出す。 死骸の片づけ承ります The Undertakers 王の突き棒(モウグリ登場作) The King's Ankusモウグリは、廃墟となった宮殿から宝石を発見するが、不注意で捨ててしまう。彼は、人間たちが宝石をめぐって殺し合いをすることを知らなかった。モウグリは殺し合いを防ぐために、宝を元の場所に戻す。 キケルン Quiquern十代の若いイヌイット(エスキモー)の少年と少女が、神秘的な動物の妖精キケルンに導かれて、彼らの部族を飢えから救うために、狩猟に出発する。 赤犬(モウグリ登場作) Red Dog横暴なドールの群れを、モウグリは巨大なハチの巣のある岩場におびき込んで全滅させる。本編では『Red Dog』即ち「赤犬」と表記されているが、実際のドールは犬と比べればキツネより縁遠い動物である。 春を走る(モウグリ登場作) The Spring Running17歳となったモウグリは、自分でも理解できない理由でおつかなくなっている。目的もなくジャングルを駆け抜ける。モウグリは彼の養母であるメスアが2歳の息子と暮らしている村と、ジャングルとの間で、引き裂かれる。
※この「『続ジャングル・ブック』」の解説は、「ジャングル・ブック (小説)」の解説の一部です。
「『続ジャングル・ブック』」を含む「ジャングル・ブック (小説)」の記事については、「ジャングル・ブック (小説)」の概要を参照ください。
- 『続ジャングル・ブック』のページへのリンク