「食べていない」とする説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:50 UTC 版)
「スタッフが美味しくいただきました」の記事における「「食べていない」とする説」の解説
松本人志は2014年(平成26年)に『ワイドナショー』(フジテレビ)で、この注釈の真偽を社会学者の古市憲寿から問われ、「正直に言うと、スタッフが食べてるところを見た事はございません。でも、僕が見た事がないだけで、食べてるかもしれません」と返答した。 スタッフが食べていることを完全に否定する意見として、ビートたけしが著書『バカ論』において、床にケーキが撒かれている場面を指して「嘘つけ。床にぶちまけられたケーキを美味しく食べる奴がどこにいるんだ」と述べている。評論家の古谷経衡も、スタジオで披露された料理はスタッフが処理することはなく、そのままゴミ袋へ捨てられていると述べている。 2011年(平成23年)10月の『ネオバラエティ 新3番組 ちょい見せSP』(テレビ朝日)では、マツコ・デラックスが「絶対に食べていない」と発言し、スタッフが「食べている」と否定した。2013年(平成25年)10月には『きらきらアフロTM』(テレビ東京)でも横山裕が、パイ投げの後の「美味しく頂きました」は絶対に嘘だと話している。 撮影で使われる料理は、長時間放置したりする関係上、衛生的に問題の生じる場合がほとんどのため、実際に誰も食べないとしても無理はない、との意見もある。そうした衛生的な観点、および健康面を考慮した上で、先述の「実際に食べていた」というスタッフからの証言に対しても、「全部を食べられるわけがない」とする指摘もある。 マイナビによる女性総合サイト「マイナビウーマン」で、2013年に「本当かどうか疑わしいテレビのテロップ」として、男性282名、女性474名に対して実施された調査では、「スタッフがおいしくいただきました」が2位に記録された。回答者からは「スタッフだけでは食べきれない量のときがあるから」「人が口にしたものや実験に使ったものなど、自分の口に入るために用意したわけじゃないのに食べる人いるの?」などの意見が寄せられた。
※この「「食べていない」とする説」の解説は、「スタッフが美味しくいただきました」の解説の一部です。
「「食べていない」とする説」を含む「スタッフが美味しくいただきました」の記事については、「スタッフが美味しくいただきました」の概要を参照ください。
- 「食べていない」とする説のページへのリンク