「課長の椅子」編(2巻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 01:31 UTC 版)
「不能犯 (漫画)」の記事における「「課長の椅子」編(2巻)」の解説
成瀬(なるせ) サプリメントの会社で営業二課の係長。独身。成績トップで人当たりも良く、次期課長も時間の問題と噂されているが、本人は昇進の重圧に耐え切らず、乗り気でいれずにいる。 バーで宇相吹と会い「休みたい」と愚痴を漏らした事でヤドクガエルの毒を盛られたとマインドコントロールされ、原因不明の疾病でしばらく休職するが、復職したときは同期の戸塚に課長昇進の辞令が出ていた。宇相吹に詰めよるも、本心では課長になりたくてたまらない内心を看破され、釣りに行っていた戸塚を海に突き落として殺し、課長昇進の辞令を取り戻すも、全ては道重による策略である事が知り、権力欲が暴走して公衆の面前で彼女を縊り殺す凶行を行った事から、全ての犯行が暴かれ逮捕される。その後は取調室において「もっと良い椅子に座りたい」とゴネるが、取り調べ担当の刑事から「そんな椅子にはもう一生座れないよ」と皮肉を返された。 戸塚(とづか) 成瀬の同期。妻子持ちで釣りが趣味。成瀬によると接待でのウケもよい。釣りをしている最中に成瀬に突き落とされ殺される。 道重(みちしげ) 成瀬と戸塚の同期で、この話の依頼人。女性であるが故に出世から見放されており、出世への執着心がとても強い。宇相吹に依頼して成瀬に戸塚を殺させ、その証拠を写真に収め成瀬を恐喝するが、成瀬に逆上され首を絞め殺される。それが戸塚の葬式での事であった事から、結果的に成瀬の破滅の決定打となった。
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