「紅白効果」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:14 UTC 版)
紅白出演がアーティストの翌年初頭のCD売り上げに少なからず影響を与える。この現象は俗に「紅白効果」と呼ばれている。また紅白歌唱を機に注目され大ヒット・再ヒットした楽曲を翌年の紅白で連続して歌唱するというケースもみられる(その際、再度の「紅白効果」が生まれたというケースもある)。「紅白効果」はヒット曲のみならず、歌い継がれる「名曲」をも生み出すとの向きもある。 紅白出演後(翌年)に紅白で歌われた曲がオリコンシングルチャートで週間1位を獲得したケースは以下。 第19回(1968年):ピンキーとキラーズ『恋の季節』(前年末からそのまま連続首位を維持) 第27回(1976年):都はるみ『北の宿から』(前年末からそのまま連続首位を維持) 第37回(1986年):吉幾三『雪國』 第43回(1992年):中山美穂 & WANDS『世界中の誰よりきっと』(前年末からそのまま連続首位を維持) 第48回(1997年):安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』(返り咲き) 第53回(2002年):中島みゆき『地上の星』 第54回(2003年):SMAP『世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン)』(返り咲き) 第57回(2006年):秋川雅史『千の風になって』 第59回(2008年):秋元順子『愛のままで…』 第62回(2011年):植村花菜『トイレの神様』 第70回(2019年):竹内まりや『いのちの歌(スペシャル・エディション)』 紅白出演後(翌年)に紅白で歌われた曲がBillboard Japan Hot 100で週間1位を獲得したケースは以下。 第62回(2011年):植村花菜『トイレの神様』、長渕剛『ひとつ』 第66回(2015年):西野カナ『トリセツ』(返り咲き) 第67回(2016年):星野源『恋』(前年末に返り咲きそのまま連続首位を維持) 第68回(2017年):安室奈美恵『Hero』 第69回(2018年):米津玄師『Lemon』(前年末に返り咲きそのまま連続首位を維持)、あいみょん『マリーゴールド』 第70回(2019年):Official髭男dism『Pretender』(前年末に返り咲きそのまま連続首位を維持) 第71回(2020年):LiSA『炎』(返り咲き)
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