「入玉宣言法」による持将棋とは? わかりやすく解説

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「入玉宣言法」による持将棋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 04:44 UTC 版)

入玉」の記事における「「入玉宣言法」による持将棋」の解説

入玉宣言法」とは、対局手数500手に満たない時点において、持将棋について両者合意至らない場合に、一方入玉した局面所定要件全て満たしたことを宣言することで、無勝負引き分け)または一方の勝ちを決するルール日本将棋連盟2013年10月1日より暫定ルールとして導入した2019年10月1日暫定ルール一部追加・変更が行われている。 対局手数500手に満たない時点において、宣言しようとする者が次の各条件を全て満たしていれば、自分の手番で着手せずに「宣言」を行うことで、自分の勝ち、または持将棋による無勝負(引き分け)を宣言できる宣言をしようとする場合には、宣言する旨を告げて対局時計止めて対局停止させる条件 宣言する者の玉が入玉している(敵陣3段以内入っている)。 宣言する者の敵陣3段以内にいる駒は、玉を除いて10上である。 宣言する者の玉に王手かかっていない。 前述の「点数計算」を、宣言する者の「敵陣3段以内にいる自分の側の駒」と「持ち駒」を対象行ったとき、点数24点以上ある。「点数計算」の対象となる駒には、「合意による持将棋」の場合異なり敵陣3段以内入っていない盤上の駒」は含まれない上記条件満たしていた場合宣言した者の「点数」が 31点以上であれば宣言した者が勝ち 24点以上30点以下であれば持将棋引き分け) となる。もし条件一つでも満たしてない場合は、宣言した者の負けとなる。 なお、「入玉宣言法」を上述の「27点法」(持将棋なしに決着付けられる)に対応させた、「先手28点以上の点数後手27点以上の点数宣言でき、宣言した側の勝ち」というルール採用する例もある(例:将棋ウォーズ対局規定切れ負け将棋場合宣言する者の持ち時間切れていないことも条件として必要)。

※この「「入玉宣言法」による持将棋」の解説は、「入玉」の解説の一部です。
「「入玉宣言法」による持将棋」を含む「入玉」の記事については、「入玉」の概要を参照ください。

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