「京とれいん 雅洛」の導入と運行形態の変更
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2018年5月22日、阪急電鉄は7000系の改造による、観光特急「京とれいん」の2編成目の導入を発表した。「京とれいん」が好評を得ており、訪日外国人の利用も増加していることから、さらなる沿線観光地のPRと旅客誘致につなげるため、2016年5月より2編成目の開発が行われた。2018年12月に列車名が「京とれいん 雅洛(がらく)」に決定し、2019年3月に導入すると発表、2月には運用開始日が決まり、3月23日から運転を開始することが発表された。なお、2019年1月19日のダイヤ改正から運用を開始するまでは一般車両で代走していた。 7000系7006Fが「京とれいん 雅洛」へ改造工事が施され、2019年3月20日に報道陣への公開を行い、2019年3月23日より営業運転を開始した。また、これに伴い「京とれいん」、「京とれいん 雅洛」に共通するエンブレムが作成され、それぞれ車体に掲出された。 一方、「京とれいん」においては十三駅へのホームドア設置に伴い、ドア位置の異なる「京とれいん」では客扱いが不可能となることから、2019年1月19日に専用種別として「快速特急A」が設定された。ただし、快速特急Aは快速特急よりも1往復減少し3往復の運転となっている。なお、改正当日は検査などで正雀工場に入場していたため、快速特急Aとしての初運行は2月23日となった。改正に先駆けて種別幕などが交換され、「快速特急」の英語標記が従来の「Limited Express」から「Rapid Limited Express」へと変更されている。
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