「ハウスキュー」と「マイキュー」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 15:00 UTC 版)
「キュー (ビリヤード)」の記事における「「ハウスキュー」と「マイキュー」」の解説
ビリヤード専門店には貸しキューがほぼ必ず用意されており、たいていの場合は無料で利用できる。これをハウスキュー、俗に芝キューと呼ぶ。これに対し、プレーヤーが自ら買い求め店に持参する私有のキューをマイキュー(和製英語)と呼ぶ。ビリヤード店がプレーヤーから預かっている私有の(private)キューは「プライベートキュー」と掲示され、一般プレイヤーが利用しないように区別される。 キューの多くは木製であるためにプロダクション・キューの新品の同一商品においても、使用される木材の成長度合いや採取された年月、部位、また乾燥度合いなどが違うため一本ごとにシャフトやバットのしなり具合などが違う。そのため全く同じ性能のキューは存在しないともいえる。上級者の場合、それぞれのキューの個性を感じ、自分に合ったキューを見つけ、またそのキューの特性にあわせたプレーができるが、あるレベルに達しないプレーヤーは違いが分からないため自分に合うキューも分からず、またプレーのスタイルも確立していないためキューに合わせることもできない場合が多い。従って最初のマイキューなどは、デザインや重さ・振りやすさなどで好みのものを選ぶのが良いとされている。 ビリヤードをプレーする時、ほとんどの店に貸し出し用のキューが用意されているため必ずしもマイキューを用意する必要はないが、上述のようにキューは一本一本個性が異なる上、ハウスキューは不特定多数の人間によって扱われるためメンテナンスが行き届いていないことも多い。
※この「「ハウスキュー」と「マイキュー」」の解説は、「キュー (ビリヤード)」の解説の一部です。
「「ハウスキュー」と「マイキュー」」を含む「キュー (ビリヤード)」の記事については、「キュー (ビリヤード)」の概要を参照ください。
- 「ハウスキュー」と「マイキュー」のページへのリンク