《加油》の正しい読み方
「加油」の正しい読み方
「加油」の読み方は、主に「ジャヨウ」である。中国語の読みであり、表記では「ジャヨウ」だが、発音する場合は「ジャーヨウ」と伸ばす形となる。「加油」はあくまでも中国語であり、日本語での読みは存在しない。したがって、「かゆ」と読むのは間違いである。「ジャヨウ」という読み方は、厳密には北京語であり、中国語内の他の言語では若干発音が異なる。ただ、読みだけであれば、「ジャヨウ」のみで特に問題はない。「加油」の意味解説
「加油」は、中国語で主に「頑張れ」の意味で使用される言葉である。スポーツ選手の応援や、身近な人への励ましなど、幅広い目的で用いられる。そして、日本に災害が起こった際に、中国語圏の国々から、「日本頑張れ」という意味合いで「日本加油」という表現が多く使用されたため、日本でも認知度が高い言葉である。また、「加油」には「給油」という意味もあるが、日本で用いられることはあまりない。なぜ「ジャヨウ」と読むのか・理由
日本にはすでに「頑張れ」という最適な表現があるので、「加油」を使用する必要がない。使用するのは、中国語で「頑張れ」と表現する場合のみである。そのため、「加油」を日本語読みにする必要もない。したがって、「加油」を使用する場合には、中国語の読みである「ジャヨウ」をそのまま用いる。「加油」の類語・用例・例文
「加油」という言葉は、中国語の「頑張れ」として扱う。例文にすると「災害時に加油という言葉をもらったことで、中国語圏に対して好意的なイメージを抱いている人は多い」「この選手は日本人でありながら、加油という応援の言葉をもらうほど海外人気が高い」「中国語圏で災害が起こったため、加油のメッセージを送ろうと思う」といった形になる。「加油」の類語としては、「坚持(ジャンチー)」が挙げられる。主に目上の人への激励を意味する、「加油」よりもかしこまった表現である。大抵の場合は「加油」で賄えるが、間違っても失礼な対応をしてはいけない相手に対しては、「坚持」を使用する。また、「挺住(ティンジュー)」という類語もある。「加油」や「坚持」と同様に「頑張れ」という意味は変わらないが、主に困難な状況下や、不幸の中にある人に対して使用するという特徴を持つ言葉だ。
「加油」の英語用例・例文
「加油」は「頑張れ」という意味であるため、英語表現にすると「go on」や「go for it」となる。また、「加油」を直訳した「add oil」も、「油を注ぐ」ではなく「頑張れ」の意味として通用する場合がある。例文にすると、「The words "go for it" were seen on the banner.(横断幕に加油の文字が見られた)」「I can hear the cheering voice to add oil.(加油という応援の声が聞こえる)」といった形だ。- 《加油》の正しい読み方のページへのリンク