“クークー”の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:15 UTC 版)
「はみだしっ子」の記事における「“クークー”の関係者」の解説
Part.15で4人が参加したサマーキャンプで出会った人物。 クークー(Part.15、Part.19で回想シーン)本名はマーシア・ベル。4人が教会のサマー・キャンプで出会った自閉症状の症状を持つ少女。愛情不足説(冷蔵庫マザー説)に基づく病因の設定がされており、母親の友人であった教会の牧師が保護者となっている。もの、あるいは世界全体に対して「指をくるくる回す」ということによって外界と自分を切り離すかのような行為をとる(自閉症児によく見られるパターン化の行動と思われる)。サーニンに対して心を開き、彼によって「クークー」(カッコウ鳥)という名を与えられるが、そのことを忌み嫌った牧師によって引き離される。その後症状が進んだため入院。入院中、「The Cuckoo」という曲を流していた自動車を追いかけ、雨の降る森の中で衰弱し、肺炎により死亡。 牧師(Part.15, 19)4人が参加したキャンプの主催者。マーシア(クークー)の保護者、亡くなったクークーの母の元恋人で他の男に取られたため、クークーに対して独占欲的な感情を抱いており、サーニンが彼女に近付くのを嫌った。グレアムがクークーのその後を調査していたことを伝え聞き、Part.19で釈明のためにグレアムを訪れたところで瀕死の事故に遭う。 ギルバート(Part.15)キャンプに参加していた少年。牧師が4人に聖書を説こうと探していたことを4人に知らせたり、野球に誘ったりなど、友好的。後、Part.19で電話をかけてきたサーニンにクークーの死を知らせる。
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