小荷駄とは? わかりやすく解説

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こ‐にだ【小荷駄】

読み方:こにだ

馬に負わせる荷物

室町時代兵糧武器戦場に運ぶ駄馬隊。また、その荷や馬。


小荷駄

読み方:コニダ(konida)

中世近世駄馬隊。


小荷駄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 07:46 UTC 版)

小荷駄(こにだ)とは、中世から近世にかけての日本において、戦争のために必要な兵粮弾薬陣地設営道具などを運ぶための人夫・駄馬(もしくはウシ)、及びそれを率いる部隊「小荷駄隊(こにだたい)」のこと。現代の輜重隊に相当する。


  1. ^ 荻生徂徠著『鈐録 巻之六 行軍』該当箇所はPDFの35ページ [リンク切れ]
  2. ^ ツルシカズヒコ 『秩父事件再発見 民主主義の源流を歩く』 (新日本出版社、 2018年) p.51
  3. ^ 高木昭作 1990, p. 326.
  4. ^ 高木昭作 1990, p. 214.
  5. ^ 高木昭作 1990, p. 219.
  6. ^ 中村通夫、湯沢幸吉郎校訂『雑兵物語・おあむ物語』(岩波書店、1993年)ISBN 978-4003024515


「小荷駄」の続きの解説一覧

小荷駄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 05:33 UTC 版)

「備」の記事における「小荷駄」の解説

備の補給部隊動員され駄馬人夫陣夫夫丸ともいう)を荷宰料(足軽)、小荷駄奉行(侍)が管理する。 小荷駄の規模遠征防衛か、移動時・戦地における現地調達収奪買い上げ)の容易さ動員兵力規模要員として動員され領民の状態など様々な要素鑑み結果決定され編成される小荷駄奉行平時において領国代官務めるものが就く事が多く同時に移動時・戦地における物資入手管理分配についても責任負った内訳…侍1人奉公人2人足軽4人、人夫2人口取8人(計17人) 乗馬1頭、駄馬8頭(計9頭) ※これ以前編成された備の小荷駄は口取40人、駄馬40頭を数える。 合計…侍35人、奉公人112人、足軽141人、中間5人、人夫39人、口取22人(計354人) 乗馬32頭、駄馬22頭(計54頭)※奉公人は侍に仕え武家奉公人中間人夫口取大名仕え武家奉公人という位置付けになる。

※この「小荷駄」の解説は、「備」の解説の一部です。
「小荷駄」を含む「備」の記事については、「備」の概要を参照ください。

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