バラのいたずらとは? わかりやすく解説

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バラのいたずら

("Love Is a Rose" から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/03 02:53 UTC 版)

バラのいたずら
ニール・ヤング楽曲
収録アルバム デケイド:輝ける10年英語版
リリース 1977年10月28日
録音 1974年
ジャンル フォークロック
時間 2:16
レーベル リプリーズ
作詞者 ニール・ヤング
作曲者 ニール・ヤング
プロデュース ニール・ヤング
デヴィッド・ブリッグス
ティム・マリガン

バラのいたずら」("Love Is a Rose")はニール・ヤングが作詞作曲した楽曲。この曲に最初に人気が出たのは1975年にリンダ・ロンシュタットによるカントリー・バージョンがヒットしてからである。「バラのいたずら」は長年に渡って、他のアーティストにもカバーされている。


ニール・ヤングのバージョン

背景

ニール・ヤングがこの曲を1974年に最初に録音したのは、発売されなかったアルバム『ホームグロウン』であった。この曲は後に1977年のヤングのコンピレーション・アルバム『ディケイド〜輝ける10年英語版』でリリースされた。『ホームグロウン』が2020年に最終的にリリースされるまではこの曲のヤングによる録音は『デケイド』に収録されたものだけだった。

「バラのいたずら」のメロディは、2007年までリリースされなかった『ライヴ・アット・マッセイ・ホール1971』に収録されたもう一つのリリースされなかった曲 "Dance, Dance, Dance" からとられたものだった。ヤングの長年のバックバンドであるクレイジー・ホースは、1971年の彼らのアルバム『クレイジー・ホース英語版』にこの曲を "Dance, Dance, Dance" のタイトルで収録し、ニュー・シーカーズ英語版は1972年にこの曲のカバーをシングルとして発売した。

リンダ・ロンシュタットのバージョン

「バラのいたずら」
リンダ・ロンシュタットシングル
初出アルバム『哀しみのプリズナー
A面 バラのいたずら
B面 ヒート・ウェイヴ
リリース
規格 シングル盤
ジャンル ロックカントリー・ロック
時間
レーベル アサイラム
作詞・作曲 ニール・ヤング
作曲 ニール・ヤング
リンダ・ロンシュタット シングル 年表
いつになったら愛されるのかしら
1975年
バラのいたずら
1975年
ひとすじの涙
1975年
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背景

リンダ・ロンシュタットカントリー・ミュージック風に編曲した「バラのいたずら」をプラチナ・ディスクとなった1975年のアルバム『哀しみのプリズナー』に収録した。彼女の解釈はアメリカのビルボード・カントリー・シングル・チャートで最高5位に達した。「バラのいたずら」はよりポップ指向のBillboard Hot 100チャートにも登場したが、B面の「ヒート・ウェイヴ」の方がポピュラー系ラジオ局では好まれ、こちらが5位を獲得した[1]。ロンシュタットはこの曲を1970年代の中ごろから終わりにかけてコンサートで頻繁に演奏した。

チャートでの成績

チャート (1975年) 最高順位
全米ビルボード・ホット100 63
全米ビルボード・ホット・カントリー・シングル 5[2]
カナダ RPM トップ・シングル 100
カナダ RPM カントリー 46

その他のバージョン

  • リサ・ローブは「バラのいたずら」を2008年のアルバム Camp Lisa に収録した。ジル・ジョンソン英語版は2009年のカバー・アルバム Music Row II でこの曲をカバーし[3]、その後のライブでバンドと共にア・カペラで歌った[4]
  • テリ・クラーク英語版は「バラのいたずら」のカバーを2012年11月13日に発売された自身の9枚目のスタジオアルバム Classic に収録した。クラークのバージョンはアルバムからのファーストシングルとして2012年10月に発売された。

脚注





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