アメリカン・スターズン・バーズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アメリカン・スターズン・バーズの意味・解説 

アメリカン・スターズン・バーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 02:52 UTC 版)

『アメリカン・スターズン・バーズ』
ニール・ヤングクレイジー・ホーススタジオ・アルバム
リリース
録音 December 13, 1974 – April 4, 1977
ジャンル
時間
レーベル
プロデュース
  • ニール・ヤング
  • デヴィッド・ブリッグス
  • ティム・マリガン
  • エリオット・メイザー ("Star of Bethlehem")
  • ニール・ヤング アルバム 年表
    太陽への旅路
    (1976年 (1976)
    アメリカン・スターズン・バーズ
    (1977年 (1977)
    カムズ・ア・タイム
    (1978年 (1978)
    『アメリカン・スターズン・バーズ』収録のシングル
    1. 「Hey Babe" / "Homegrown」
      リリース: June 1977
    2. 「Like a Hurricane" / "Hold Back the Tears」
      リリース: August 1977
    テンプレートを表示

    アメリカン・スターズン・バーズ』(American Stars 'n Bars)は、カナダ系アメリカ人のフォーク・ロック・ソングライター、ニール・ヤングの8枚目のスタジオ・アルバム

    概要

    1977年にリプリーズ・レコードからリリースされた。ヤングの代表曲のひとつである「ライク・ア・ハリケーン」が収録されている。ビルボード200で21位を記録し、RIAAゴールド認定を受けた[2]

    1975年11月にアルバム『ズマ』をリリースし、その後クレイジー・ホースと春の海外ツアーを行った後、ヤングはスティーヴン・スティルスとのパートナーシップを再燃させた。アルバム『太陽への旅路』のプロモーション・ツアーの後、ヤングはクレイジー・ホースとのアメリカでのツアーを続け、1977年前半は活動を休止していた[3]。1977年4月のセッションでカントリー・ロックの楽曲を数曲レコーディングした後、それ以前の様々なレコーディング日から追加トラックを集め、ニュー・アルバムの第2面を構成した。

    「Homegrown」と「Star of Bethlehem」は当初、彼のアルバム『ホームグロウン』に収録される予定だったが、当時はお蔵入りになっていた[4][5]。この2曲は「Like a Hurricane」、「Hold Back the Tears」、「Will to Love」とともに、ヤングの未発表アルバム・プロジェクト『クローム・ドリームズ』(2023年リリース)にも収録される予定だった。9曲中7曲は彼のレギュラー・バック・バンドであるクレイジー・ホースが参加しており、もう1曲の「Star of Bethlehem」ではカントリー・ミュージックのスター、エミルー・ハリスが参加している。1977年4月のセッションの曲はすべてカントリー・スタイルの曲で、第2面の曲はすべてそれぞれのレコーディング・セッション(1974年から1976年にかけて)のオリジナル・フォームである。

    収録曲

    Side one
    全作詞・作曲: Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音。
    # タイトル 作詞 作曲・編曲 Recording date 時間
    1. 「The Old Country Waltz」(オールド・カントリー・ワルツ) Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 April 4, 1977
    2. 「Saddle Up the Palomino」(パロミーノを駆って) Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 April 4, 1977
    3. 「Hey Babe」(ヘイ・ベイブ) Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 April 4, 1977
    4. 「Hold Back the Tears」(ホールド・バック・ザ・ティアーズ) Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 April 4, 1977
    5. 「Bite the Bullet」(弾丸を噛め) Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 Neil Young ティム・ドラモンドとボビー・チャールズと書いた「Saddle Up the Palomino」を除く。「Star of Bethlehem」をナッシュヴィルのクアドラフォニック・サウンド・スタジオで録音した以外は全曲ブロークン・アロー・ランチで録音 April 4, 1977
    Side two
    # タイトル 作詞 作曲・編曲 Recording date 時間
    1. 「Star of Bethlehem」(ベツレヘムの誇り)     December 13, 1974
    2. 「Will to Love」(愛する決意)     April 25, 1976
    3. Like a Hurricane(ライク・ア・ハリケーン)     November 29, 1975
    4. 「Homegrown」(ホームグロウン)     November 19, 1975

    参加ミュージシャン

    Side one (credited to Neil Young, Crazy Horse and the Bullets)

    • Neil Young – guitar, vocals
    • Frank "Poncho" Sampedro – Stringman, vocal
    • Billy Talbot – bass
    • Ralph Molina – drums, vocals
    • Carole Mayedo – violin
    • Linda Ronstadt – backing vocals
    • Nicolette Larson – backing vocals

    Side two

    "Star of Bethlehem"

    • Neil Young – guitar, vocals, harmonica
    • Ben Keith – dobro, vocals
    • Tim Drummond – bass
    • Karl T. Himmel – drums
    • Emmylou Harris – vocals

    "Will to Love"

    • Neil Young – guitar, vocals, organ, piano, vibraphone, drums

    "Like a Hurricane" (credited to Neil Young and Crazy Horse)

    • Neil Young – guitar, vocals
    • Frank "Poncho" Sampedro – Stringman, vocals
    • Billy Talbot – bass
    • Ralph Molina – drums, vocals

    "Homegrown" (credited to Neil Young and Crazy Horse)

    • Neil Young – guitar, vocals
    • Frank "Poncho" Sampedro – guitar, vocals
    • Billy Talbot – bass
    • Ralph Molina – drums, vocals

    制作スタッフ

    • Neil Young, David Briggs, Tim Mulligan, Elliot Mazer – production
    • Dean Stockwell – cover art
    • Elliot Roberts – direction

    脚注

    1. ^ Neil Young Discography”. 2016年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月18日閲覧。
    2. ^ Gold & Platinum - RIAA”. Riaa.com. 8 August 2018閲覧。
    3. ^ Sugar Mountain”. Sugarmtn.org. 8 August 2018閲覧。
    4. ^ Williamson, Nigel (2003). Journey Through the Past: The Stories Behind the Classic Songs of Neil Young. Hal Leonard. pp. 70. ISBN 978-0-87930-741-7. https://books.google.com/books?id=lwOvrY8TUnQC&pg=PA70 
    5. ^ Schinder, Scott; Andy Schwartz (2008). Icons of Rock. Greenwood. pp. 469. ISBN 978-0-313-33847-2. https://books.google.com/books?id=CzWE_J3ZZfoC&pg=PA469 



    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      
    •  アメリカン・スターズン・バーズのページへのリンク

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「アメリカン・スターズン・バーズ」の関連用語

    アメリカン・スターズン・バーズのお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    アメリカン・スターズン・バーズのページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのアメリカン・スターズン・バーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS