ハート・ソー・バッドとは? わかりやすく解説

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ハート・ソー・バッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 04:53 UTC 版)

「ハート・ソー・バッド」
リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ英語版シングル
初出アルバム『Goin' Out Of My Head』
B面 レピュテイション (Reputation)
リリース
規格 シングル盤
ジャンル ソウルポップ
時間
レーベル DCP
作詞・作曲 テディ・ランダッツォ英語版ボビー・ワインスタイン英語版ボビー・ハート
プロデュース テディ・ランダッツォ、ドン・コスタ英語版
リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ英語版 シングル 年表
Goin' Out Of My Head
1964年
Hurt So Bad
1964年
Take Me Back
1965年
テンプレートを表示

ハート・ソー・バッド」("Hurt So Bad")はテディ・ランダッツォ英語版ボビー・ワインスタイン英語版ボビー・ハートによる楽曲。 この曲はリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ英語版によってオリジナルが録音され1965年のトップ10ヒットしたバラードである。 リンダ・ロンシュタットも1980年にカバーしてトップ10ヒットとした。 この曲は1969年9月に12位のヒットとしたレターメンを含む数多くのアーティストによってカバーされている。

リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズのバージョン

背景

リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ英語版のオリジナルバージョンは彼らのアルバム Goin' out of My Head からシングルカットされた。これはスマッシュヒットしたアルバムのタイトルソングに続くもので、ビルボードのトップ10ヒットとなり、R&Bではトップ5のヒットとなった[2]。このバージョンはビルボード・トップ100で10位に到達した。グループがエド・サリバン・ショーに初出演した際にもこの曲が演奏された。グループの長年の友人であるテディ・ランダッツォ英語版ボビー・ワインスタイン英語版ボビー・ハートによってインペリアルズ向けに書かれた曲で、ドン・コスタ英語版が自身のDCPレコード・レーベル向けにプロデュースしたが、後にユナイテッド・アーティスツ・レコードに吸収され、子会社のVEEPレコードから再発売された。

力強く、ドラマチックなバラードの録音によって、この曲はインペリアルズの最もよく知られた曲の一つなり、数多くのカバーバージョンを生み出した。

パーソネル

  • "リトル・アンソニー"・ゴーダイン - リード・ボーカル
  • クラレンス・"ワー=フー"・コリンズ - バリトン/バス
  • アーネスト・ライト - セカンド・テナー
  • サミー・ストレイン英語版 - ファースト・テナー
  • プロデューサー:ドン・コスタ英語版
  • 伴奏:101ストリングス・オーケストラ

エル・チカーノのバージョン

背景

エル・チカーノ英語版は1970年のデビューアルバム Viva Tirado で「ハート・ソー・バッド」をカバーした。この曲はバンドの最初のヒット曲 "Viva Tirado" を含むアルバムに収録された9曲の中の1曲だった。

リンダ・ロンシュタット

「涙がいっぱい」
リンダ・ロンシュタットシングル
初出アルバム『激愛
B面 ジャスティン
リリース
規格 シングル盤
ジャンル ロックニュー・ウェイヴ
時間
レーベル アサイラム・レコード
作詞・作曲 テディ・ランダッツォ、ボビー・ワインスタイン、ボビー・ハート
プロデュース ピーター・アッシャー
リンダ・ロンシュタット シングル 年表
お願いだから
1980年
涙がいっぱい
1980年
アイ・キャント・レット・ゴー
1980年
テンプレートを表示

背景

リンダ・ロンシュタットは「ハート・ソー・バッド」(ロンシュタット版の邦題は「涙がいっぱい」)のカバーを自身のプラチナ認定の1980年のアルバム『激愛』に収録した。ピーター・アッシャーによるプロデュースを受け、アルバムからの2枚目のシングルとしてアサイラム・レコードからリリースされた。リンダのバージョンではダニー・コーチマーのギター・ソロがフィーチャーされている。このバージョンはこの曲の最も成功したカバーとなり、1980年の春にビルボードのホット100チャートで最高8位に、キャッシュボックスのトップ100チャートでは最高9位を記録した[3]

その他のバージョン

この曲は以下のアーティストに寄ってもカバーされている:

脚注

  1. ^ https://www.45cat.com/record/dcp1128
  2. ^ Steve Huey. “Little Anthony & the Imperials Biography & Awards”. Billboard. 2009年11月7日閲覧。 “The Imperials' streak of good fortune continued with the equally dramatic ballad "Hurt So Bad," another Top Ten hit that also became their second R&B Top Fiver in 1965.”
  3. ^ Linda Ronstadt - Chart history”. Billboard. 2016年10月16日閲覧。
  4. ^ William Ruhlmann. “Hurt So Bad”. Allmusic. 2009年11月7日閲覧。 “The Lettermen, who had previously covered "Goin' out of My Head," revived it in 1969 for a Top 20 hit; Jackie DeShannon combined it in a medley with "You Keep Me Hangin' On" that reached the charts in 1976.”





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