ハート・スティル・ビーティング (ライヴ・イン・フランス1982)とは? わかりやすく解説

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ハート・スティル・ビーティング (ライヴ・イン・フランス1982)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 04:31 UTC 版)

ロキシー・ミュージック > ロキシー・ミュージックの作品 > ハート・スティル・ビーティング (ライヴ・イン・フランス1982)
『ハート・スティル・ビーティング (ライヴ・イン・フランス1982)』
ロキシー・ミュージックライブ・アルバム
リリース
録音
ジャンル ロック
時間
レーベル
プロデュース
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ロキシー・ミュージック アルバム 年表
ブライアン・フェリー・アンド・ロキシー・ミュージック名義
  • ハート・スティル・ビーティング (ライヴ・イン・フランス1982)
  • (1990年 (1990)
ブライアン・フェリー・アンド・ロキシー・ミュージック名義
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ハート・スティル・ビーティング (ライヴ・イン・フランス1982)』(Heart Still Beating)は、1990年に発表されたロキシー・ミュージックの3作目のライヴ・アルバムである[注釈 1][1]。1982年8月27日のフレジュス公演の模様が収録された。

解説

経緯

通算8作目のスタジオ・アルバム『アヴァロン』は1982年5月に発表され、全英アルバムチャートの1位を記録したあと、トップ75に一年以上登場し続けた[2]。同アルバム発表後のツアーは、1982年8月中旬から10月1日までヨーロッパ各国とイギリス、1983年2月に日本[注釈 2]、同年4月末から5月末までアメリカとカナダで行なわれた。

メンバーは、ブライアン・フェリーフィル・マンザネラアンディ・マッケイに加えてアラン・スペナー(ベース)、ニール・ハバード(ギター)、アンディ・ニューマーク(ドラム)、ガイ・フレッチャー(キーボード)、ジミー・マーレン(パーカッション)、フォンジ・ソ―ントン(バック・ヴォーカル)、ミシェル・コブス[3](バック・ヴォーカル)、タワサ・アジー(バック・ヴォーカル)の計11名[4]。スペナー、ハバード、ニューマーク、マーレン、ソ―ントンは『アヴァロン』の制作に参加したミュージシャンである。

1982年8月27日のフレジュス公演の模様は1983年にVHS『ザ・ハイ・ロード』として発表された[5][6][7][注釈 3][注釈 4]

内容

本作にはフレジュス公演の模様が収録されているが、VHS『ザ・ハイ・ロード』とは曲順が異なる[5]。また『ザ・ハイ・ロード』には収録されなかった「インディア」と「インポッシブル・ギター」が収録された。前者はテープによる再生で、コンサートの冒頭に流されたものである。

収録曲

# タイトル 作詞・作曲 原曲 時間
1. 「インディア India」 Bryan Ferry(インストゥルメントタル) アルバム『アヴァロン』(1982年)
2. 「キャント・レット・ゴー Can't Let Go」 Ferry ブライアン・フェリー、アルバム『ベールをぬいだ花嫁』(1976年)
3. 「我が胸のときめきを While My Heart Is Still Beating」 Ferry, Andy MacKay アルバム『アヴァロン』
4. 「アウト・オブ・ザ・ブルー Out of the Blue」 Ferry アルバム『カントリー・ライフ』(1974年)
5. 「ダンス・アウェイ Dance Away Ferry アルバム『マニフェスト』(1979年)
6. 「インポッシブル・ギター Impossible Guitar」 Phil Manzanera フィル・マンザネラ、アルバム『プリミティブ・ギターズ』(1982年)
7. 「ヨーロッパ哀歌 A Song for Europe」 Ferry アルバム『ストランデッド』(1973年)
8. 恋はドラッグ Love Is the Drug」 Ferry アルバム『サイレン』(1975年)
9. 「ライク・ア・ハリケーン Like a Hurricane Neil Young ニール・ヤング・アンド・クレイジー・ホース、アルバム『アメリカン・スターズン・バーズ』(1977年)
10. 「マイ・オンリー・ラヴ My Only Love」 Ferry アルバム『フレッシュ・アンド・ブラッド』(1980年)
11. 「ボス・エンズ・バーニング Both Ends Burning」 Ferry アルバム『サイレン』
12. 「アヴァロン Avalon Ferry アルバム『アヴァロン』
13. 「エディションズ・オブ・ユー Editions of You」 Ferry アルバム『フォー・ユア・プレジャー』(1973年)
14. ジェラス・ガイ Jealous Guy」 John Lennon ジョン・レノン、アルバム『イマジン』(1971年)
合計時間:

参加メンバー

脚注

注釈

  1. ^ アルバム『VIVA!ロキシー・ミュージック』(1976年)、4曲入りEP『ザ・ハイ・ロード』(1983年)に続く。
  2. ^ 1979年4月の初公演に続く2度目の公演。
  3. ^ 1983年に発表された4曲入りEPザ・ハイ・ロード』は、1982年9月30日のグラスゴー公演の模様を収録したものである。
  4. ^ 2004年には再発DVDが発売された。

出典

  1. ^ Buckley (2004), pp. 339–340.
  2. ^ Buckley (2004), p. 251.
  3. ^ a b Discogs”. 2025年3月30日閲覧。
  4. ^ Buckley (2004), pp. 252–255.
  5. ^ a b Buckley (2004), p. 365.
  6. ^ Discogs”. 2025年3月26日閲覧。
  7. ^ Discogs”. 2025年3月26日閲覧。

引用文献

  • Buckley, David (2004). The Thrill of It All: The Story of Bryan Ferry & Roxy Music. London: Andre Deutsch. ISBN 0-233-05113-9 



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