学習院 学習院の概要

学習院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 14:13 UTC 版)

学習院本館(1915年)
女学部中学科第4年級北組の東洋歴史授業(1915年)

沿革

学習院は維新以前設くる所の学館にして中廃せしものなるを茲に初めて之を開黌せしなり

学習院ヲ開ク(明治元年03月19日)[1]

校名の由来

弘化4年(1847年)3月、京都に公家の教育機関として開講した当初は「学習所」と称したが、嘉永2年(1849年)4月に孝明天皇より「学習院」の勅額が下賜されて正式名称となった。

この名称が論語冒頭の「學而時習之、不亦説乎」(学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや)に基づくことは疑いないとされている[7]

子曰、學而時習之、不亦說乎。有朋自遠方來、不亦樂乎。人不知而不慍、不亦君子乎。

—『論語』学而第一の一(「子曰學而時習之章」より)


  1. ^ 太政官『学習院ヲ開ク』国立公文書館デジタルアーカイブ、1868年3月19日https://www.digital.archives.go.jp/item/1339107 
  2. ^ 法令全書
  3. ^ a b c 学習院 1928.
  4. ^ 初等科の英語を全廃し修身教育を充実『東京日日新聞』昭和13年3月28日(『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p71 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  5. ^ 宮内大臣子爵牧野伸顕 1922.
  6. ^ 戦後も存続、一般に開放『毎日新聞』昭和20年10月29日東京版(『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p44 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  7. ^ 学習院について|学校法人学習院”. www.gakushuin.ac.jp. 2023年2月20日閲覧。


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