ゴッドマジンガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 19:19 UTC 版)
スタッフ
- 原作 - 永井豪(連載誌 - 『てれびくん』)
- 音楽 - 羽田健太郎
- キャラクターデザイン - 平山智
- 美術監督 - 須藤栄子、大野広司
- 撮影監督 - 高橋宏固
- 録音監督 - 伊達歩
- 音楽監督 - 鈴木清司
- シリーズ構成 - 小野田博之
- 制作担当 - 徳永元嘉
- プロデューサー - 初川則夫(日本テレビ)、加藤俊三(東京ムービー新社)
- 作画監督 - 本橋秀之
- 動画 - 中村プロダクション
- 仕上 - スタジオノエル、遊民社、スタジオロビン
- 特殊効果 - 徳田聡、本間道子
- 背景 - 早乙女プロダクション、スタジオ風雅
- 撮影 - 高橋プロダクション
- 録音技術 - 小野敦志
- 効果 - 横山正和
- 選曲 - 合田豊
- 編集 - 鶴渕允寿
- タイトル - 高具アトリエ
- 広報担当 - 吉武多恵子
- 色指定 - 池内道子
- 制作進行 - 野崎公明、南喜長、横溝隆久、斉藤俊哉、高橋伸治、松本真
- 録音 - 東北新社
- 現像 - 東京現像所
- 製作 - 東京ムービー新社
主題歌
- オープニングテーマ - 『Dreamy My Love』
- 作詞 - 荒木とよひさ / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 須田翔子
- エンディングテーマ - 『時間の誘惑』
- 作詞 - 荒木とよひさ / 作曲 - 伊藤正美 / 編曲 - 矢野立美 / 歌 - 遠藤晴美
この2曲を収録したEPレコードは、バップから発売された。後に両曲とも、CD化が実現している。
イメージソング
- 『もう一度Love Me』
- 作詞 - 荒木とよひさ / 作曲 - 伊藤正美 / 編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 遠藤晴美
- 『青い星くず-Blue Stardust-』
- 作詞 - 荒木とよひさ / 作曲 - 伊藤正美 / 編曲 - 羽田健太郎 / 歌 - 宮原巻由子
この2曲はLPレコード「ゴッドマジンガー・オリジナルサウンドトラック音楽篇」に収録された。
各話リスト
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 |
---|---|---|---|---|
第1話 | 1984年 4月15日 |
蘇りし伝説の巨神 | 辻真先 | 早川よしお |
第2話 | 4月22日 | 選ばれし者の定め | 並木敏 | 遠藤徹哉 |
第3話 | 4月29日 | 光宿りしものの謎 | 大野木寛 | 井内秀治 |
第4話 | 5月6日 | マジンガーの秘密 | 坂野亀吉 | |
第5話 | 5月13日 | エルド王子の奇襲 | 並木敏 | 井戸端徹 |
第6話 | 5月20日 | アイラを救え! | 塚本裕美子 | 西森明良 |
第7話 | 5月27日 | 消えたマジンガー | 星山博之 | 三河島五郎 |
第8話 | 6月3日 | 急げ! 戦士ヤマト | 塚本裕美子 | 伊藤幸松 |
第9話 | 6月10日 | 恐竜工場発見! | 坂野亀吉 | |
第10話 | 6月17日 | 恐るべき秘密 | 星山博之 | 井内秀治 |
第11話 | 6月24日 | とらわれたアイラ | 並木敬 | 師走十三男 |
第12話 | 7月1日 | 奪われた手がかり | 星山博之 | 南敦 |
第13話 | 7月8日 | 危うしマジンガー | 三河島五郎 | |
第14話 | 7月15日 | 光宿りしものの恐怖 | 塚本裕美子 | 伊藤幸松 |
第15話 | 7月22日 | さすらうムーの民 | 星山博之 | 西森明良 |
第16話 | 8月5日 | ムラジの最期 | 坂野亀吉 | |
第17話 | 8月12日 | エルドの秘密基地 | 井内秀治 | |
第18話 | 8月26日 | 驚異の海底空間 | 三河島五郎 | |
第19話 | 9月2日 | 決死の湖底探査 | 田口成光 | 坂野亀吉 |
第20話 | 9月9日 | ドラドの怒り | 星山博之 | 井内秀治 |
第21話 | 9月16日 | ヤマト対ドラド! | 田口成光 | 伊藤幸松 |
第22話 | 9月23日 | ヤマトが死んだ!? | 星山博之 | 三河島五郎 |
第23話 | 9月30日 | ヤマト対エルド | 田口成光 | 坂野亀吉 |
7月29日は『ロサンゼルスオリンピック』開会式中継のため、8月19日は第7回『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』放送のため休止[4]。
ゴッド・マジンガー
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『ゴッド・マジンガー』は、『グレートマジンガー』の企画段階での名称[1]、もしくは『グレートマジンガー』の後番組のマジンガーシリーズ完結編の企画である[1]。
最終的にはこの企画は没となり、『UFOロボ グレンダイザー』が製作されることとなる[1]。
作品概要
『グレートマジンガー』の企画段階では『マジンガーZ』の原作版「マジンガー軍団」編にゴッド(後のグレート)とその仲間の登場を絡めたプロットであった。本稿では『グレートマジンガー』の後番組での完結編企画としてのプロットについて記載する。
グレートマジンガーがミケーネ帝国7大軍団の一角を崩すも、地獄大元帥の直属軍団の攻撃で科学要塞研究所は破壊され、生き残った所員は光子力研究所に避難する[1]。そこでは、マジンガーZを新型マジンガー「ゴッド・マジンガー」に改造する作業が進められていた[1]。しかし、エネルギーを光子力から反陽子[注 1]に変え、装甲も超合金Zに反陽子エネルギーを浴びせることで生まれる超合金GZを用いるそれは完成に至っておらず、パイルダーとなるメカ狼の「マシーンウル」のみが稼働可能な状態であった[1]。そこにミケーネ帝国が急襲し、剣鉄也の発案で急遽グレートマジンガーに反陽子炉が積み込まれるが、それはグレートの死を意味した[1]。反陽子エネルギーの膨大な出力には超合金ニューZと言えども耐えられないからであった。鉄也は決死の覚悟で出撃し、ミケーネの軍団を蹴散らしていくが、グレートは内部の回路に異常をきたし、停止してしまう。そこに颯爽とマシーンウルを駆って兜甲児が駆けつける一方、グレートは勝利をもたらした代償に大破・放棄され、鉄也も半身不随となる[1]。その後、ミケーネ帝国の策略により炎ジュンが戦死したことを経て、ゴッド・マジンガーが登場するというハードな内容であった[1]。
ミケーネ側では闇の帝王が「宇宙人の子孫である科学者の集団」という正体を現し、新幹部アルバトロス公爵を地獄大元帥に与えることが予定されていた[1]。なお、ゴッド・マジンガーのデザインはグレートマジンガーまでとは趣を異にする新デザインで、鉄人28号を思わせるシンプルなデザインである[4][5]。しかし、このデザインは失敗だったようで、陽の目を見ることは無かった。
この企画は結局頓挫し、『UFOロボ グレンダイザー』の企画にとって代わられた。諸事情から兜甲児が登場することになったことで、『グレンダイザー』が事実上のマジンガーシリーズ第3作にして完結編となってしまったが、永井豪はこのことを残念に思っているようで「マジンガー・シリーズはまだ完成していないので、いつの日か完結編を実現させたい」と1980年代にインタビューで語っている[6]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j 赤星政尚 編『鉄の城 マジンガーZ解体新書』講談社、1998年、168-173頁。ISBN 4-06-330047-1。
- ^ 赤星政尚・編『鉄の城 マジンガーZ解体新書』講談社、1998年2月7日、ISBN 4-06-330047-1、171頁。
- ^ 『魔神全書 MAZINGER BIBLE』双葉社、2002年1月25日、ISBN 4-575-29324-5、408-411頁。
- ^ 赤星政尚・編『鉄の城 マジンガーZ解体新書』講談社、1998年2月7日、ISBN 4-06-330047-1、173頁。
- ^ 『魔神全書 MAZINGER BIBLE』双葉社、2002年1月25日、ISBN 4-575-29324-5、4頁。
- ^ 永井豪とダイナミックプロ・著、立風書房永井豪ロボット全集5『マジンガーZ』第5巻「完結篇」、1980年10月15日、ISBNコードなし、あとがき「Zの弱点を補うグレートへ 永井豪」。
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