イワツツノオ イワツツノオの概要

イワツツノオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 09:48 UTC 版)

神産み神話(イザナギ・イザナミが生んだ神々) SVGで表示(対応ブラウザのみ)

概要

古事記』では石筒之男神、『日本書紀』では磐筒男神と表記される。

『古事記』の神産みの段でイザナギ十拳剣で、妻のイザナミの死因となった火神カグツチの首を斬ったとき、その剣の先についた血が岩について化生した神で、その前に石析神・根析神(磐裂神・根裂神)が化生している。『日本書紀』同段の第六の一書も同様で、ここでは磐筒男神は経津主神の祖であると記されている。『日本書紀』同段の第七の一書では、磐裂神・根裂神の子として磐筒男神・磐筒女神が生まれたとし、この両神の子が経津主神であるとしている。

釈日本紀』などに引用されている『天書』逸文では、磐筒男神は太白(金星)の精、磐筒女神は辰星(水星)の精とされる。[1]磐筒男神、磐筒女神は栃木県に160社以上ある星宮神社の一部で祀られている。また、磐筒男神は富山県富山市住吉の速星神社でも祀られている。

関連項目


  1. ^ 国史大系 第7巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション コマ番号305[1]


「イワツツノオ」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イワツツノオ」の関連用語

1
2% |||||

イワツツノオのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イワツツノオのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイワツツノオ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS