ユニファイドコミュニケーション
ユニファイドコミュニケーションとは、様々な通信手段やコミュニケーション手段を統合する(unify)ことにより、これまでにないコミュニケーションの方法を実現しようとする試みのことである。
従来より、通信・コミュニケーションを行うための手段として、音声通話やFAX、電子メール、インスタントメッセンジャー(IM)、VoIP(Voice over IP)などが発達しており、それぞれ手段に応じて使い分けられてきた。ユニファイドコミュニケーションは、これらの機能をそれぞれの長所を活かしつつ一つのシステムへ統合することによって、より柔軟な機能を提供し、効率化や生産性の向上、コスト削減などを実現しようとするものである。
ユニファイドコミュニケーションの実現例と呼ばれる機能の例としては、ボイスメールを普通のメールと同等に扱ったり、ファックスの受信内容を電子メールの添付ファイルとして転送したり、ビデオ会議において音声や映像と同様に資料の文書ファイルを受け渡ししたり、といった機能を挙げることができる。
「ユニファイドコミュニケーション」を提唱しているベンダーの代表的な例としては、MicrosoftやCisco Systemsなどを挙げることができる。
参照リンク
社員力を革新する情報基盤 Unified Communication - (Microsoft)
ユニファイド コミュニケーション - (Cisco Systems)
ユニファイド・コミュニケーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/12 14:40 UTC 版)
ユニファイド・コミュニケーション(英: Unified communications)は、さまざまな通信・伝達手段を連携させ、共通の利用基盤として提供するシステムやサービスの総称。電話、テレビ電話、遠隔会議、電子メール、インスタントメッセンジャーなどを、仮想化した利用基盤を経由させることで、統合的な管理・利用が可能となる。
- 1 ユニファイド・コミュニケーションとは
- 2 ユニファイド・コミュニケーションの概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
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