第3、第4の哨戒 1944年4月 - 8月とは? わかりやすく解説

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第3、第4の哨戒 1944年4月 - 8月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:48 UTC 版)

クレヴァル (潜水艦)」の記事における「第3、第4の哨戒 1944年4月 - 8月」の解説

4月4日、クレヴァルは3回目の哨戒南シナ海向かった4月25日、クレヴァルは北緯0711東経11646分 / 北緯7.183度 東経116.767度 / 7.183; 116.767の地点で、漁船3隻を従えてパラワン島プエルト・プリンセサからラブアン向かっていた丸(丸辰海運972トン)に向けて魚雷発射丸は最初3本回避したが、続く2本の魚雷命中して轟沈した。5月6日朝、クレヴァルはボルネオ島北岸ミリからマニラ向かっていたミ02船団発見船団最大船舶であった捕鯨母船改造タンカー日新丸西大漁業16,801トン)に向けて雷撃し、8時1分に後部魚雷2本が命中して日新丸は5分で沈没し多量石油喪失したその後、クレヴァルは避難民救助という特別任務の命を受けてネグロス島向かった5月11日、クレヴァルはネグロス島接近しアメリカ人宣教師の手引きによって集まったバターン死の行進から逃れた者や28名におよぶ女性子供総計48名を収容した。この収容された者の中には海軍乙事件セブ島不時着し現地ゲリラ捕虜となった福留繁中将連合艦隊司令部幕僚から押収した数々最重要文書携えていた者もいた。クレヴァルは避難民収容したネグロス島離れフリーマントル向かった5月14日には日本軍機の爆撃受けた辛くも逃れたその後フラッシャー (USS Flasher, SS-249) などとともに四塩化炭素中毒見舞われアングラー (USS Angler, SS-240) に対す支援行ったのち、5月19日ダーウィン避難民上陸させた。5月28日、クレヴァルは54日間行動終えてフリーマントル帰投した。 6月21日、クレヴァルは4回目の哨戒アングラーフラッシャーとともにウルフパック構成し南シナ海向かった7月25日夜、クレヴァルはルソン島北西海域ヒ68船団発見しアングラーフラッシャーとともに攻撃した3時14分にフラッシャータンカー大鳥山丸(三井船舶、5,280トン)を撃沈したとほぼ同時に、クレヴァルは安芸丸日本郵船11,409トン)の左舷魚雷1本を命中させ、3分後には東山丸大阪商船、8,666トン)にも魚雷命中させた。クレヴァルは明け方5時30分ごろに安芸丸目標再度雷撃し、魚雷3本命中させてようやく安芸丸撃沈した先に魚雷命中させた東山丸は、正午前にフラッシャーがとどめの魚雷命中させて撃沈した2日後7月28日にも、北緯1623東経11940分 / 北緯16.383度 東経119.667度 / 16.383; 119.667の地点白馬山丸太洋興業、6,641トン)を撃沈した8月9日、クレヴァルは50日間行動終えてフリーマントル帰投した。

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第3、第4の哨戒 1944年4月 - 8月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/22 18:29 UTC 版)

コッド (潜水艦)」の記事における「第3、第4の哨戒 1944年4月 - 8月」の解説

4月6日コッド3回目の哨戒スールー海南シナ海ルソン島方面向かった5月10日朝、コッド北緯1616東経11928分 / 北緯16.267度 東経119.467度 / 16.267; 119.467のマニラ湾北西海域で、レーダー輸送船団接近探知観測し続けほどなく輸送船護衛艦総計32隻にも及ぶミ03船団の姿を発見コッド船団中に割って入り北緯14度50東経11920分 / 北緯14.833度 東経119.333度 / 14.833; 119.333の地点至った所で前部後部発射管から魚雷を計9本発射後部からの3本魚雷のうち2本が駆逐艦刈萱命中して撃沈前部からの6本の魚雷笠戸丸輸送船阿蘇山丸級輸送船ぶりすべん丸級輸送船向けられ、1本が阿蘇山丸級輸送船、すなわち特設運送船昌平丸三井船舶、7,255トン)に命中してこれを撃沈。他の目標にも1本ずつ命中した判断された。6月1日コッド56日間行動終えてフリーマントル帰投艦長ジェームズ・A・"キャディ" アドキンス少佐アナポリス1926年組)に代わった。 7月3日コッド4回目の哨戒南シナ海ルソンジャワ方面向かった7月16日朝、コッド北緯12度53東経11943分 / 北緯12.883度 東経119.717度 / 12.883; 119.717のカラミアン諸島近海で3隻の輸送船団発見北緯12度25東経11919分 / 北緯12.417度 東経119.317度 / 12.417; 119.317の地点至り、2,000トン輸送船に対してまず艦首発射管から魚雷を6本発射した命中せず艦尾発射管からも魚雷を4本発射したがこれも命中せず逆に反撃食らって2基のエンジン軽度ダメージがあった。コッド一度はこの船団との接触を失うが、夜に入って再び発見し日付7月17日になった直後北緯10度59東経11817分 / 北緯10.983度 東経118.283度 / 10.983; 118.283の地点三度目攻撃仕掛ける。この攻撃では魚雷3本発射した命中せず近在のレイポン (USS Lapon, SS-260) にこの船団始末委ねて攻撃打ち切ったコッド西進し、同じ日の夜に北緯12度24東経11632分 / 北緯12.400度 東経116.533度 / 12.400; 116.533の地点で7隻の輸送船団発見し魚雷を6本発射して1つ不正確な命中確認するカブラ島(英語版近海マニラ湾口に引き返し7月20日未明には北緯14度23東経11941分 / 北緯14.383度 東経119.683度 / 14.383; 119.683の地点で4隻の輸送船団発見し、5,000トン輸送船に対して魚雷を4本発射したが、命中しなかった。コッド早くも魚雷残り1本となったので、一旦ダーウィンに引き返すこととなった。その途中7月25日コッド南緯0141東経12632分 / 南緯1.683度 東経126.533度 / -1.683; 126.533のスラ諸島英語版)リフマトラ島近海で3隻の輸送船団発見夜に入り南緯0106東経12533分 / 南緯1.100度 東経125.550度 / -1.100; 125.550の地点にて輸送船団に対して最後魚雷発射したが、命中しなかった。コッドは、補給のため7月29日ダーウィン寄港し魚雷燃料食料品搭載して8月1日ブルーフィッシュ (USS Bluefish, SS-222) とともに再出撃した。 8月3日未明コッド南緯0145分 東経12614分 / 南緯1.750度 東経126.233度 / -1.750; 126.233のマンゴリ島(英語版近海特設捕獲網艇星光丸(三光汽船、708トン)を発見し魚雷を4本発射して3本命中させて撃沈8月10日午前には、南緯0514東経12135分 / 南緯5.233度 東経121.583度 / -5.233; 121.583の地点特設駆潜艇東石丸日本海洋漁業89トンに対して魚雷を4本発射し、うち3本命中させて撃沈した夜に南緯0543東経12049分 / 南緯5.717度 東経120.817度 / -5.717; 120.817の地点輸送船第六新生丸(林兼商店260トン)を発見し魚雷を4本発射して1本を命中させるが、沈む気配見せなかった。日付8月11日変わってすぐ、南緯0537東経12036分 / 南緯5.617度 東経120.600度 / -5.617; 120.600のサラヤル海峡近海再度攻撃行い魚雷を4本発射して1本を命中させ、第六新生丸は2つ爆発起こした沈没していった。8月13日昼ごろ、コッド南緯0528東経12508分 / 南緯5.467度 東経125.133度 / -5.467; 125.133の地点船舶発見し浮上して4インチ砲と20ミリ機銃砲撃して1発の不確実な命中確認する相手戦車揚陸艦のようではあったが、味方得ていた日本海軍艦船情報戦車揚陸艦に関する情報はなかったため、その姿をスケッチ描いた後、月夜下での攻撃期して潜航した日付変わって8月14日未明コッド南緯0417東経12646分 / 南緯4.283度 東経126.767度 / -4.283; 126.767の地点で、未知戦車揚陸艦、すなわち第129輸送艦に対して魚雷を4本発射し3本命中させて撃沈した8月18日にも南緯0503東経12121分 / 南緯5.050度 東経121.350度 / -5.050; 121.350の地点で、レーダー使って探知した目標に対して魚雷を4本発射したが、いずれも命中しなかった。8月25日コッド53日間行動終えてフリーマントル帰投した。

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