掃海艇とは? わかりやすく解説

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そうかい‐てい〔サウカイ‐〕【掃海艇】

読み方:そうかいてい

掃海主任務とする艦艇

掃海艇の画像
海上自衛隊「つしま」

掃海艇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 02:05 UTC 版)

掃海艇(そうかいてい 英語: Minesweeper)は、機雷掃海を任務とする軍艦。任務が重複する機雷掃討艇、同任務でより大型の掃海艦についても本項で扱う。


  1. ^ a b c d 井川宏「掃海艦艇の特質と種類 (掃海艦艇のメカニズム)」『世界の艦船』第427号、海人社、1990年10月、69 - 73頁。 
  2. ^ a b 「船体 (現代の掃海艦艇を解剖する)」『世界の艦船』第427号、海人社、1990年10月、76 - 79頁。 
  3. ^ a b 大平忠「機雷処分具 (現代の掃海艦艇を解剖する)」『世界の艦船』第427号、海人社、1990年10月、96 - 99頁。 
  4. ^ 黒川武彦「センサー (現代の掃海艦艇を解剖する)」『世界の艦船』第427号、海人社、1990年10月、88 - 91頁。 
  5. ^ 髙橋陽一「機雷戦艦艇 (特集 自衛艦2014) -- (自衛艦の技術と能力)」『世界の艦船』第790号、海人社、2014年1月、136-139頁、NAID 40019881926 
  6. ^ 多田智彦「欧米の新しい対機雷戦システム (特集 新しい対機雷戦)」『世界の艦船』第631号、海人社、2004年9月、82 - 89頁、NAID 40006349316 
  7. ^ 「各国新型掃海艇のプロフィール (新しい掃海艇)」『世界の艦船』第351号、海人社、1985年6月、76 - 83頁。 
  8. ^ a b c 廣郡洋祐「新型掃海艇「えのしま」の明細」『世界の艦船』第764号、海人社、2012年8月、163 - 169頁、NAID 40019366569 
  9. ^ 「写真特集 今日の掃海艦艇」『世界の艦船』第427号、海人社、1990年10月、39 - 51頁。 
  10. ^ a b 大原信義「推進装置 (現代の掃海艦艇を解剖する)」『世界の艦船』第427号、海人社、1990年10月、80 - 83頁。 
  11. ^ 高橋陽一「掃海・掃討作業の実際 (特集・海上自衛隊の掃海能力)」『世界の艦船』第823号、海人社、2015年10月、78-83頁。 
  12. ^ 井川宏 著「第二章 対機雷戦の装備」、航路啓開史編纂会 編『日本の掃海-航路啓開五十年の歩み』図書刊行会、1992年、152 - 157頁。ISBN 4-336-03357-9 
  13. ^ 井川宏 著「第三章 現代掃海部隊の作戦と訓練」、航路啓開史編纂会 編『日本の掃海-航路啓開五十年の歩み』図書刊行会、1992年、158 - 163頁。ISBN 4-336-03357-9 


「掃海艇」の続きの解説一覧

掃海艇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:00 UTC 版)

海上自衛隊のC4Iシステム」の記事における「掃海艇」の解説

海上自衛隊掃海艦艇は、やえやま型(01MSO)よりシステム化着手した当初アメリカ海軍深々掃討装置一環として、AN/SSN-2(V)精密統合航法システム(precision-integrated navigation system, PINS)の導入検討されていたが、開発遅延予算との絡みもあって、国産掃討戦闘指揮システムMine Countermeasures Direction System, M-CDS)を導入することになった日立造船では、日立製作所共同で、海幕研究室指導のもと、イギリス海軍ハント型掃海艇情報処理装置Central Control System)を参考にして日本版中央管制システム研究開始し1984年には官民による新掃海システム・スタディー委員会発足して掃海艦求められるシステム検討開始された。その成果踏まえたシステムは、01MSOにおいて、指揮支援装置として装備された。 また1980年代後半からは、海幕装備体系課の指導の元、M-CDS勉強会発足し次世代の掃海艇での情報処理装置についての検討重ねられた。このとき、イギリス海軍のNAUTIS情報処理装置俎上載せられたが、同機ブリテン諸島周辺海域対機雷戦環境対応したものであり、日本では必ずしも合致しない判断されたことから、勉強会成果保留され情報収集というかたちで中断されていた。 しかし1991年自衛隊ペルシャ湾派遣受けて状況一変した。この時点海自対機雷戦能力ではMANTA機雷への対処能力不足しており、また同世代欧米諸国軍と比して、艇の安全性処分作業自動化省力化にも大きな立ち遅れがあると判断されたことから、M-CDSの新型化も焦眉の急となった1992年より海幕において、平成6年1994年)度計画建造する掃海艇(06MSC)における対機雷戦システム研究着手された。研究にあたっては、当時欧米諸国掃海艇のなかでは最新であったイギリス海軍サンダウン級機雷掃討艇モデルとして採択され1995年3月には2番艇「インバネス」への乗艦研修を含むイギリスでの現地調査が行われた。 この成果踏まえてすがしま型(07MSC)では、イギリス海軍サンダウン級機雷掃討艇システム導入されたことから、情報処理装置も、同級同じく、英GECマルコーニ社のNAUTIS-Mが搭載された。これはサンダウン級用に開発されたもので、iAPX-286マイクロプロセッサと4~16メガバイトRAM備えた3台のコンソールからなっており、レーダー機雷探知機などと連接されて、航海情報管理、また対機雷戦計画・評価支援機能を備えていた。 これと並行して平成6年1994年)度からは、NAUTIS-Mに範をとって、一部除き国産化したOYQ-201掃海艇情報処理装置開発開始された。これはひらしま型(16MSC)より装備化されており、S-10操作コンソール機雷探知機コンソールCIC指揮官コンソール艦橋コンソール、および司令部CICコンソールにより構成されている。S-10等の武器管制機能のほか、航海情報管理、また対機雷戦計画・評価支援機能を備えている。

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掃海艇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 05:20 UTC 版)

第二次世界大戦中のアメリカ海軍の喪失艦一覧」の記事における「掃海艇」の解説

艦名場所日付原因補足出典ビッターン (Bittern, AM-36) カヴィテ 1941年12月10日 第一航空隊空襲 バンティング (Bunting, AMc-7) サンフランシスコ湾 1942年6月3日 哨戒艇PC-569と衝突 クロウ (Crow, AMc-20) ピュージェット湾 1943年8月23日 魚雷誤って命中 エモンズ (Emmons, DMS-22) 北緯2648東経12804分 / 北緯26.800度 東経128.067度 / 26.800; 128.067 (エモンズ (Emmons, DMS-22)) 1945年4月7日 神風特別攻撃隊攻撃菊水作戦掃海駆逐艦救難断念の上砲撃処分 フィンチ (Finch, AM-9) コレヒドール島沿岸 1942年4月10日 空襲により座礁放棄 日本側で浮揚され第103号哨戒艇として就役1945年1月12日沈没 ホーンビル (Hornbill, AMc-13) サンフランシスコ湾 1942年6月30日 製材スクーナー衝突 ホーヴェイ (Hovey, DMS-11) 北緯1620東経12010分 / 北緯16.333度 東経120.167度 / 16.333; 120.167 (ホーヴェイ (Hovey, DMS-11)) 1945年1月6日 航空雷撃 掃海駆逐艦 オスプレイ (Osprey, AM-56) 北緯5012西経0120分 / 北緯50.200度 西経1.333度 / 50.200; -1.333 (オスプレイ (Osprey, AM-56)) 1944年6月5日 触雷 パーマー (Palmer, DMS-5) 北緯1620東経12010分 / 北緯16.333度 東経120.167度 / 16.333; 120.167 (パーマー (Palmer, DMS-5)) 1945年1月7日 空襲 掃海駆逐艦 ペンギン (Penguin, AM-33) グアムアプラ港 1941年12月8日 空襲グアムの戦いペリー (Perry, DMS-17) 北緯0653東経13410分 / 北緯6.883度 東経134.167度 / 6.883; 134.167 (ペリー (Perry, DMS-17)) 1944年9月13日 触雷 掃海駆逐艦 ポーテント (Portent, AM-106) 北緯4123西経12度43分 / 北緯41.383度 西経12.717度 / 41.383; -12.717 (ポーテント (Portent, AM-106)) 1944年1月22日 触雷 クアイル (Quail, AM-15) コレヒドール島1942年5月5日 自沈処分 ロング (Long, DMS-12) 北緯1612東経12011分 / 北緯16.200度 東経120.183度 / 16.200; 120.183 (ロング (Long, DMS-12)) 1945年1月6日 神風特攻隊攻撃 掃海駆逐艦 サリュート (Salute, AM-294) 北緯0507東経11504分 / 北緯5.117度 東経115.067度 / 5.117; 115.067 (サリュート (Salute, AM-294)) 1945年6月8日 触雷 センティネル (Sentinel, AM-113) シチリア島リカータ1943年7月11日 触雷ハスキー作戦スキル (Skill, AM-115) 北緯4020東経14度35分 / 北緯40.333度 東経14.583度 / 40.333; 14.583 (スキル (Skill, AM-115)) 1943年9月25日 発射不明魚雷 スカイラーク (Skylark, AM-63) 北緯2620東経12741分 / 北緯26.333度 東経127.683度 / 26.333; 127.683 (スカイラーク (Skylark, AM-63)) 1945年4月28日 触雷 スワロー (Swallow, AM-65) 北緯2610東経12712分 / 北緯26.167度 東経127.200度 / 26.167; 127.200 (スワロー (Swallow, AM-65)) 1945年4月28日 神風特攻隊攻撃菊水作戦スワーヴ (Swerve, AM-121) 北緯4131分 東経12度28分 / 北緯41.517度 東経12.467度 / 41.517; 12.467 (スワーヴ (Swerve, AM-121)) 1944年7月9日 触雷 タナガー (Tanager, AM-5) コレヒドール島1942年5月4日 日本軍砲台砲撃 タイド (Tide, AM-125) 北緯49度37西経0105分 / 北緯49.617度 西経1.083度 / 49.617; -1.083 (タイド (Tide, AM-125)) 1944年6月7日 触雷 ヴァラー (Valor, AMc-108) 北緯49度37西経0105分 / 北緯49.617度 西経1.083度 / 49.617; -1.083 (ヴァラー (Valor, AMc-108)) 1944年6月29日 護衛駆逐艦リチャード・W・スーセンス(英語版)」と衝突 ワスマス (Wasmuth, DMS-15) アリューシャン列島海域 1942年12月29日 荒天および事故 掃海駆逐艦1942年12月27日自己の爆雷落下して爆発大破

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掃海艇

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 12:13 UTC 版)

名詞

   (そうかいてい)

  1. 掃海任務使用される小型艦艇

類義語


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