機雷掃討とは? わかりやすく解説

機雷掃討

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 06:37 UTC 版)

やえやま型掃海艦」の記事における「機雷掃討」の解説

技術研究本部では、昭和53年度より「深々度機雷掃討装置S-7」の開発着手していたが、この時点では、ソナー性能深々度の捜索が困難であるとして昭和59年度中止され、中深度のS-7型改1として転用されて、うわじま型(63MSC)に搭載されていた。 一方本型では、当初上記通りアメリカ製機雷処分具(MNS)の搭載検討されていた。しかしこれは深々専用であるのに対し、S-7であれば特段技術的問題無く、中深度だけでなく深々度にも対応できることから、このS-7 2形が採択されることになった。これは有索式・遠隔操作式無人潜水機ROV)で、円筒形機体後方には可動式スラスターが、前方には上下動用のスラスタートンネル設けて設置されている。先端には精密走査用のイメージング・ソナー(超音波水中映像装置)、低光量ビデオカメラおよびサーチライト装備されている。機雷処分用として、胴体下に処分爆雷1発を搭載しており、海底機雷向けて投下して破壊する。また2形では、1形にはなかった係維索切断用のカッター備えている。

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機雷掃討

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 23:02 UTC 版)

掃海艇」の記事における「機雷掃討」の解説

機雷探知機により機雷探知し何らかの手段処分するもの。

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機雷掃討

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/27 09:16 UTC 版)

たかみ型掃海艇」の記事における「機雷掃討」の解説

同世代欧米掃海艇と同様、機雷処分基本的に水中処分員依存しており、後の掃海艇のような前駆式の機雷処分具は搭載していない。朝鮮戦争当時アメリカ海軍が機雷掃討を試みた際には、水中処分員爆薬仕掛けて直接処分するという極めて危険な手法採用されていたが、イギリス海軍トン型掃海艇においては機雷機雷探知機により探知したのち、水中処分員ゴムボート進出し処分爆雷投入して処分するという手法がとられていた。ただしこの手でも、非磁性ゴムボートを使うとはいえ機雷直上人員進出させる必要があり、危険であった。また水中処分員は、索を使用した捜索加えて携帯式のRQS-1による捜索行った

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