小等部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 00:59 UTC 版)
「ライジングインパクト」の記事における「小等部」の解説
ガウェイン・七海(-ななうみ) 本作の主人公。キャメロット学院日本校に在籍(ランク外→Cクラス)。福島生まれで方言丸出しの底抜けに陽気なハーフ。小学4年生。飛ばし屋に憧れており、プロ野球選手になってホームラン王になるのが夢だった。女子プロゴルファーの西野霧亜と出会ったことでゴルフを知り、野球を遥かに上回るその飛距離に魅せられる。なお、作中にて話される福島弁(岩城弁)は、あらゆる漫画で類を見ない再現度の高さ(ネイティブ)ということで評判である[要出典]。 ボールとクラブの真芯に光が見え、450ヤード前後という信じられない飛距離を出せるギフト「ライジングインパクト(太陽の光跡)」の持ち主。また、ライジングインパクトを使いつつバックスピンをかけると、着地後にグリーンを抉りながら数バウンドするほどすごい勢いでバックする「爆発(エクスプロージョン)スピン」となる。このため、ある程度はラインを無視してカップを狙うことができる。だがその半面コントロールは悪く、ほぼストレートしか打つことができない。1ラウンドを最高21アンダーという驚異のスコアで回る天才ゴルファー、ウーゼル・フェニックスとクラブ職人である七海大造の娘、七海笑子との間にできた子。生まれてすぐ母の笑子が亡くなり、以後祖父の大造の手で育てられた。キャメロット杯個人戦11Hでパーシバルの打球を頭に受けた際のショックで能力が一時的に覚醒し、スコアを大きくリカバーした。覚醒時には瞳がウーゼルのように光彩を無くし、攻撃的なプレイをするようになる。作中ではこの覚醒状態を「ガウェイン・フェニックス」と呼ぶ。似顔絵が非常に上手で、単行本のおまけ漫画内では母・笑子が画家であったためと説明されている。 数年後には世界ランキング1位のアスリートゴルファーとなる。霧亜と結婚し、一男を儲けている。 『週刊少年チャンピオン』で連載していた『ちぐはぐラバーズ』では、アヴァロン学院所属のバリンというキャラの叔父(正確には叔父ではなく従叔父)として登場している。このバリンに福島弁を教えたのはガウェインの模様。平均ドライバー飛距離 440Y 平均パット数 1.9 ベストスコア -20(-8) リーベル・リングヴォルド キャメロット学院日本校に在籍。日・米・英校の中でもトップクラスの実力の持ち主でAクラス。ガウェインらの様なギフトは持ってはいないが、不得意クラブ・ショットがこれといってないオールラウンダーであり、実力はランスロットと互角。またボールコントロールが絶妙でさまざまな試合で優秀な成績を残す。環大西洋Jr.杯ではクエスター・フェニックス(米校)に10打差で優勝。キャメロット杯でも5位。温厚でおとなしく、少々頼りない所もあるが、芯は強い。 講師であるアリアに淡い思いを抱いており、彼女の前ではいいところを見せようとして力んでしまうという弱点があった。後に同じ日本校のプラタリッサ・ボネールと結婚する。プラタリッサの姉であるスフィーダは、妻姉に当たる。 イギリス出身で、イギリスでは祖母と2人で暮らしていたが、両親の存在については不明。本人曰く一人っ子。 かつて大会で、本来ならワンペナルティになる場面があったが、祖母を喜ばしたいという思いとワンペナルティを報告すれば優勝できないという葛藤の末に報告しなかったことがあった。大会では優勝したものの、報告をしなかったことや祖母を裏切ったことへの自責の念で、自分には勝つ資格が無いと以後はわざと負け続けていた。その後、ガウェインとアリアによって目を覚まさせられ全力でゴルフをするようになった。 ガウェインと髪型が同じで似ており、クェスターは当初、リーベルとガウェインを兄弟だと思われていた。ガウェインは成長し背が伸びたことで遠目からでは彼にそっくりである。平均ドライバー飛距離 310Y 平均パット数 1.8 ベストスコア -8 小泉 祐美子(こいずみ ゆみこ) キャメロット学院日本校に在籍(Bクラス)。ガウェイン、ランスロットと最初に戦った強敵でアイアンの名手。さらに公式試合の女子Jr.チャンプである。公式試合にはAクラスに上がった時に出場したが、その直後にBクラスに落ちた。出てきた当初は強烈なバックスピンなどでかなり手ごわい相手だったが、その後大幅なレベルアップはせずキャメロット校の中では平均的なキャラになった。活発でサバけており、日本校ではかなりお調子者なキャラの一人である。ランスロットにぞっこんであったが、ランスロットの何気ない一言から熱が冷める。その後は女子のプロゴルファーになった。 登場当初はゴルフに対して熱心な性格だったが、次第にゴルフに対する熱意が薄れて言動も軽薄になっていく。クェスターやトリスタンといった男性陣を値踏みしたり、他人の真剣な気持ちを「子供」「勘違い」と表したりといった言動を繰り返すようになる。それをランスロットに苛立ち混じりに指摘される。想い人への愛情を一途に何年も持ち続けて実らせたプラタリッサやブリジットと対照的なキャラクターとなった。 家族は兄が登場しているが、兄への関心は薄いようである。平均ドライバー飛距離 195Y 平均パット数 2.1 ベストスコア -1 ライザー・ホプキンス キャメロット学院日本校に在籍。万年Cクラスの落ちこぼれで、得意クラブはドライバー。ガウェインがキャメロット校に編入したときに最初にからんだ人物で、ドラコン勝負を持ちかけたものの、あえなく敗戦。しかし、これがきっかけでゴルフの楽しさを思い出し、ガウェインと打ち解ける。キャメロット杯の最後の椅子をかけてガウェイン、金園と勝負するが、プレッシャーからイージーパットをはずし、キャメロット杯には行けなかった。その後、Bクラスに上がり、試合に出るもメンタル面の弱さから六条にはめられ、自信を喪失しグラール・キングダムに寝返った。 しかし数年後練習を重ねプロゴルファーになり、ガウェインと互角以上の実力を身につけている様子が伺える。 アメリカ出身で、家族は父親が登場している。平均ドライバー飛距離 270Y 平均パット数 2.3 ベストスコア +1 李 王煉(り おうれん) キャメロット校日本校に在籍。得意クラブ、ショットなどは不明。自然の力を読んだり借りたりする、ギフトとはまた異なる第六感を持つプレイヤー。ドライバーのヘッドにチタンではなく、パーシモン(柿の木)を用いる。 主に堅実なパープレーを目指すプレイヤーだが、キャメロット杯個人の部ではランスロットを抑え、トリスタンに次ぐ-13の2位。実はグラール・キングダムのスパイであり、キャメロット校の実力を測っていた。キャメロット杯終了の帰国前にリーベルの荷物に退学届を入れてキャメロット校を辞め、グラール・キングダムへ戻る。後に、キャメロット学院とグラール・キングダムが合併した「アヴァロン学院」の講師(直属の気功師)になる。 中国出身で、英国校の光鈴は姉になる。平均ドライバー飛距離 245Y 平均パット数 2.0 ベストスコア -13 プラタリッサ・ボネール キャメロット校日本校に在籍。姉・スフィーダと一緒にキャメロット校英国校を受けたが、プラタリッサだけが不合格だったため、日本校に行くことになった。また、このことがきっかけで姉との仲が悪くなる。渡日する時に「帰宅するためにはキャメロット杯で姉と同じかそれ以上のスコアを出すこと」という条件を両親から与えられたため、日本校では全員を敵視し、無理をして冷徹かつ達観したような態度をとる。キャメロット杯では姉と同じスコアを出すことができなかったが、アイスらの協力もあって和解。その後は本来の明るく穏やかな性格とプレースタイルを取り戻した。古梨カントリーJr.杯では祐美子より良いスコアを出し優勝。 数年後同じ日本校のリーベル・リングヴォルドと結婚する。リーベル以外の男子生徒では王煉を「話しやすい人」と親しみを持っていた。 作中では祐美子がイタリアあたりのお嬢と言っていたが、実際はフィンランド出身。かなりのシスコン。平均ドライバー飛距離 210Y 平均パット数 2.3 ベストスコア -4
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