基地コマンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 10:03 UTC 版)
艦隊が基地に寄港中は毎日12時に基地コマンドを実行できる。母港と一般基地で実行できるコマンドが異なる。PC版とコンシューマ版ではレイアウトやコマンド内容が若干異なる。 港湾 補給 - 寄港中の任意の艦隊に任意の燃料・上陸兵を補給する。母港の場合は陣営の備蓄から、その他の基地では基地の備蓄から補給が行われる。補給量に比例して日数がかかる。航空機の補給は母港のみ可能。 出港 - 基地に寄港中の任意の艦隊を出航させる。 慰労(休暇) - 任意の艦隊に3-20日間慰労させる。1日あたり艦隊の疲労度が10改善する。 非常召集 - 非常時に艦隊を召集する。 機雷敷設 - 1日に1個ずつ、計3個までの機雷を基地のHEXマップに敷設できる。基地の備蓄資材を消費する。 機雷撤去 - 1日に1個ずつ、敷設済みの機雷を撤去できる。 機雷位置 - 敷設済みの機雷位置を確認できる。位置の変更はできず、変更するには撤去・敷設を行うしかない。 待機 「1日」「補給終了」「修理終了」「指定日数」から選択できる。「待機解除」にて待機中の基地を待機解除できる。すべての基地で長期待機中は、いずれかの基地の待機が解除されなければ解除できない。 修理(工廠) 母港であれば応急修理か完全修理かを選択できる。母港以外の修理能力のある基地(シンガポールやトラックなど)では応急修理のみ可能。修理能力のない基地では項目自体が出てこない(または選択できない)。 応急修理 - 応急修理は1週間程度の短期間で修理が完了するがパラメータがやや回復するのみで消費資材も多くなり、上限値までの回復が行えない。鋼材は基地の備蓄資材を使用する。母港の場合のみ陣営に備蓄されている資材が利用される。 完全修理 - 母港のみ可能。完全修理は数ヶ月を要するが、その時点の陣営の技術力に応じた各艦種ごと最高値までパラメータを引き上げることが可能である。消費資材も少ない。艦船数や修理内容により、1ヶ月単位で工期が加算されるが、例えば月末でも月初でも1ヶ月となるため、例えば1月31日に1ヶ月の完全修理を行えば、翌日の2月1日には完了する。 艦船改修 - 艦船の艦種を変更できる。母港のみ可能。正規空母⇔戦艦 - 正規空母と戦艦・弩級戦艦を相互に変更可能。 軽空母⇔巡洋艦 - 軽空母と巡洋艦を相互に変更可能。 駆逐艦⇔潜水艦 - 駆逐艦と潜水艦を相互に変更可能。SFC版ではできない。 艦船建造 - 新たに艦船を建造できるが、艦船数の枠が決まっているため、撃沈または自沈した艦船が無いとできない。燃料・資材・工業力を消費する。最低でも6-24ヶ月の間で工期を指定し、期間が短いほど資材等の消費が増える。 新型機 - 航空母艦に新型機搭載のための改修を行う。搭載機数の分だけ資材を消費し、1ヶ月の工期が必要。 ロケット弾 - 航空母艦にロケット弾搭載のための改修を行う。 命令 艦隊 - 出航中の艦隊に命令を下す。寄航中の艦隊には指定できない。 基地 - 支配下の基地に対して、補給を行う。また基地の索敵情報も確認出来る。 艦隊編成寄航中艦隊 - 寄航中の艦隊を「合流」「分離」できる。母港のみ「新規」艦隊編成、予備艦船に「除艦」、「輸送」船の増減が可能。 洋上艦隊 - 出航中の艦隊を「合流」「分離」できる。第1艦隊、および第1艦隊寄航中の基地のみ可能。 艦船処分 - 寄航中・洋上の艦船を自沈処分する。第1艦隊、および第1艦隊寄航中の基地のみ可能。本作には洋上修理や曳航の概念が無いため、洋上で速度がゼロになった艦は動かすことが出来ないため、自沈処分するか放置するしかない。自沈処分を行っても「沈没艦船」扱いとなるため評価点に影響する。 情報 無線封止 - 無線報告の有無を選択する。 敵作戦 - 敵国の作戦目標を表示させる。国力の「情報」が高いと把握できるが、低いと把握できず1ターンが終了する。 工作員 - 工作員を潜入させている敵基地の情報が閲覧可能。 戦果 - 敵・味方の「現存艦船」と「沈没艦船」を確認できる。第1艦隊が母港に寄航し評価が終了すると沈没艦船の情報がリセットされるため、過去に撃沈した艦船を確認できなくなる。 報告義務 - 敵潜水艦の発見報告義務を艦隊に指示する。 艦隊表示 - 大地図に位置を表示する艦隊を選択する。 資料 国力 - 自国の国力を確認できる。 人材 - 自国の提督の能力と顔グラフィックを確認できる。 他国 - 日本・米国以外の国の友好度や技術力を確認できる。 艦船 - 「修理中艦船」「建造中艦船」「予備艦船」の名前とグラフィックを確認できる。艦船能力は確認できない。 基地 - 敵・味方すべての基地の基礎情報を確認できる。基地配備の兵器や兵員情報は確認できない。 作戦目標 - 自国の作戦目標を確認できる。 勝利条件 - 勝利(ゲームクリア)条件を確認できる。 会議 母港に第1艦隊が寄航中のみ「会議」が行える。それ以外の基地は「軍政」のみ可能。全ての会議・軍政において、海軍の戦果(前回評価点)・参加提督の「作戦」能力が低いと、陸軍に反対されなかなか成功しない。 目標決定 - 作戦目標を3つまで指定・変更できる。敵国の基地攻略、および自国の基地防衛を選択する。第1艦隊が母港に寄航すると、この作戦目標の成功可否が評価され、達成すると翌日12時の基地コマンドで陸軍が自動的に作戦会議を要求してくる。 兵器生産 - 航空機・ロケット弾・輸送船の生産を提案できる。予算1につき兵器1を生産可能。陸軍が賛成すると例え数千であろうとも1日で生産が完了する。 国内政策 - 「産業育成」で工業力を増加できる。「宣伝活動」で国民士気を向上できる。工業力・士気が上昇すると、毎月の予算が増える。 外交政策 - 「技術供与要請」「兵器供与要請」「同盟」「外交団招待」が可能。詳細は「外交」の項目参照。 基地政策 - 遠方の基地に対して、後述する「軍政」が行える。 技術開発 - 国力の技術力を向上可能。目安として予算500で技術力が10向上する。技術力の詳細は「国力パラメータ」の項目参照。 工作員 - 敵国の基地に対して工作員による活動を指示する。予算は必要なく無料で行える。成功すると基地の防御力などが下がり、他国の敵国に対する有効度が低下する場合もある。また「情報」コマンドで潜入中の基地情報が閲覧できる。 軍政 兵員供出要求 - 人口を持つ基地の場合に実行できる。人口を上限とする範囲で兵員が徴兵されて基地の守備兵員に加わる。住民の友好度がおよそ1-13の間で低下する。 資材供出要求 - 人口を持つ基地の場合に実行できる。基地の備蓄資材が増加し、住民友好度が低下する。 強制労働 - 人口を持つ基地の場合に実行できる。人口に応じて基地の耐久度と防御力が回復する。住民の友好度がおよそ1-13の間で低下する。基地の耐久度と防御力が既に上限に達しているとそれ以上は上昇せず、住民友好度のみ低下する。 食糧配布 - 人口を持つ基地の場合に実行できる。基地の備蓄燃料が人口×300消費され、住民の友好度がおよそ1-13の間で上昇する。なお、基地に兵員・燃料・資材が存在する場合、毎日1ずつ基地の耐久度と防御力は自動回復する。その際に資材が消費される。 待遇改善 - 人口を持つ基地の場合に実行できる。基地の防御力が低下するが、住民友好度が上昇する。
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