各機種版の解説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 01:43 UTC 版)
「スペースインベーダー」の記事における「各機種版の解説」の解説
下に記載したソフトのうち、Wiiショッピングチャンネルで販売されていた配信ソフト全般(Wii版バーチャルコンソール・Wiiウェア)については、2019年1月31日をもってサービス(配信・販売)が終了している。後述する『スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション』に何らかの形で収録されている作品については、付記形式で言及。 Atari 2600版 SG-1000版 MSX版 ファミリーコンピュータ版 PCエンジン版『スペースインベーダーズ 復活の日』 移植版の「本家」とリメイク版の「分家」から選択可能。「分家」では攻撃アイテムの登場やステージごとにインベーダーや自機の切り替わり、シールドが0の状態で被弾するとゲームオーバーで、いわゆる「残機数」はコンティニュー回数と同様の扱いのシールド制の導入によって、ある程度『マジェスティックトゥエルブ』に近いシステムになっている。 2008年12月2日よりWiiのバーチャルコンソール向けに600Wiiポイントで配信された。 ゲームボーイ版 『スペースインベーダーズ』 アーケード版を踏襲した内容であり、オリジナル要素はなくただゲームボーイで再現できるなりのスペックとなっている。 メガドライブ版『スペースインベーダー90』 『インヴィンシブルコレクション』へは、2019年7月にAmazon.co.jpのセール「プライムデー」で時間限定で予約を受け付けた「Amazon プライムデー限定商品」を予約したユーザーのみ、発売日以降ダウンロード配信権が付加された版が購入できた。 PC-9801版 スーパーファミコン・PCエンジンスーパーCD-ROM²版『スペースインベーダー The Original Game』 白黒、カラー、カラーセロファンの画面を再現したものや2人対戦モードを搭載。PCE版はオリジナルの対戦モードとそこに流れる挿入歌、面ごとに背景が変わるおまけモードが収録されている。 Wiiのバーチャルコンソール向けにSFC版が2008年9月16日、PCE SCD版が2009年3月3日より配信された。 Wii U版バーチャルコンソール向けにSFC版が2016年10月12日より配信されている。現在バーチャルコンソールで新規にプレイできるのは、このWii U版が唯一。 バーチャルボーイ版『スペースインベーダーズ バーチャルコレクション』 バーチャルボーイの仕様により、赤一色の画面になっている。 PlayStation版『スペースインベーダー2000』 タイトー45周年記念ソフト(同名の携帯電話アプリのパチスロがある)。 なお、このソフトにはタイトーの他のゲームの体験版が収録されており、『Gダライアス』と『電車でGO!2高速編』が収録されている。 ワンダースワン版 開発、発売はサンソフト。 PlayStation・ゲームボーイカラー版『スペースインベーダーX』 電子ゲーム版(バンダイ) バンダイより発売。キーチェーンタイプの携帯ゲームであり、背景にセロファンタイプを意識したり『インベーダー』のタイプが列によって違う等、液晶ゲームでありながらオリジナルを再現している。 電子ゲーム版(ヒロ) バンダイ版と同じくキーチェーンタイプの携帯ゲーム。バンダイ版と異なり、インベーダーは全て同じキャラになっている。 PCタイピングソフト『SPACE INVA打!! 〜タイプしないとタマが出ない〜』 タイトルどおり、タイピングソフトとなっている。 携帯アプリ版(iアプリ・パナソニック) パナソニックのPシリーズ専用サイトでPシリーズユーザー向けに無料で配信されていた。基本的にオリジナルのカラー版を再現している。 PlayStation版『THE インベーダー 〜スペースインベーダー1500〜』 SIMPLEシリーズとして発売された廉価版。 ゲームボーイアドバンス版『スペースインベーダーEX』 PlayStation2・ニンテンドーゲームキューブ版『スペースレイダース』 人間をプレイヤーキャラクターにしたシリアスな雰囲気を持った作品。ゲームシステムは『スペースインベーダー』そのものになっている。 PlayStation 2版『スペースインベーダー アニバーサリー』 生誕25周年記念ソフト。筐体型コントローラ同梱セットも発売された。 ニンテンドーDS版『スペースインベーダーDS』 上画面をゲーム画面、下画面を操縦桿やアイテム画面に設定。New AGE ver モードを搭載。ニンテンドーDS初のシューティングゲーム。 PlayStation Portable版『スペースインベーダーポケット』 PlayStation Portable版『スペースインベーダー ギャラクシービート』 発売はマーベラスインタラクティブ(現・株式会社マーベラス)。タイトーは開発に、ほぼ関与していない。 ニンテンドーDS・PlayStation Portable・Xbox 360(XBLA)版『スペースインベーダーエクストリーム』 生誕30周年記念ソフト。EXITのスタッフが中心となって開発。背景がグラフィカルになり、BGMとSEがリンクし合う音楽ゲームの要素を含んでいる。また、アルカノイドDSと同様に「パドルコントローラDS」にも対応している。PSP版はDS版とは趣向が少し異なる。2008年2月21日に発売。また、2009年5月9日よりXbox 360のXbox live arcadeにてダウンロード専用ソフトとして配信された。Xbox LiveによるVS対戦や協力プレイ、スコアアタック対戦が可能なほか、ビジュアルもHD画質になっている。 2018年2月13日にはSteamにてWindows向けに配信した。こちらは「スペースインベーダー40周年記念タイトル」としてのリリース。『インヴィンシブルコレクション』・『フォーエバー』へは、この版をベースとしたものが収録されている。 Wii版(Wiiウェア)『スペースインベーダーゲットイーヴン 〜逆襲のスペースインベーダー〜』 2008年8月26日から配信開始。開発はキャトルコール。 「ゲットイーヴン(get even)」とは「借りを返す」という意味。スペースインベーダー側になって地球上の兵器を倒していくという従来とは違った視点でのアクションゲームとなっている。 携帯アプリ版『スペースインベーダーインフィニティジーン』(iPod touch、iPhone、Android、PS3(PSN)、Xbox360(XBLA)) 従来の『スペースインベーダー』の抽象的なレトログラフィックと、近代シューティングゲームのシステムを組み合わせた作品。ステージが進行していくことによって、機体の変化や自由移動、地形の出現、巨大戦艦などが現れるなど、ゲームシステムが進化していく。『レイフォース』などのレイシリーズのロックオンレーザーや、『メタルブラック』のアイテムも登場する。音楽はZUNTATAが担当。ニコニコ動画のタイトーチャンネルでもプレイ動画が配信された。 後に、iPhone/iPod touch版、並びにAndroid版(auスマートパス会員向け専用版を含む)がそれぞれ配信された。こちらはさらに各種演出や機能が上がっている。また、Playstation networkおよびXbox Live arcard用ソフトとしても配信されている。 PS3版ではPS3本体に保存してある音楽をステージBGMに設定してプレイ出来るモードあり。 本作グラフィック面の流れを汲んだ作品に『グルーヴコースター』がある。 ニンテンドーDS版『スペースインベーダーエクストリーム2』 『スペースインベーダーエクストリーム』の続編。2009年3月26日発売。ステージのノリを強化し、新たにビンゴによるボーナスなどをいれ、音楽性も含めて以前よりクールでポップな方向へ進んだ。パドルコントローラーDS対応。変わった趣向の一つとして、UFO-COという少女キャラを一部のステージに配している点がある(デザインはみなづきふたごが担当)。 ニンテンドーDSi版『スペースインベーダーエクストリームZ』 『スペースインベーダーエクストリーム2』の一部仕様を変更したニンテンドーDSiウェア用ソフト。ステージ分岐が無くなり、エクステンドを廃している。 Nintendo Switch版『スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション』 生誕40周年記念ソフト。本来の40周年は2018年だったが諸般の事情によりリリースは2020年となった。初代『スペースインベーダー』(AC版)を始めとした歴代作品から厳選された数作品(通常版6タイトル8バージョン、特装版9タイトル11バージョン収録、ほか別注版に1タイトル)が一まとめされ、パッケージソフト化・販売された(ダウンロード版も同時リリース)。 収録作品中には#ブーム後に記載したイベント用ゲーム『スペースインベーダー ギガマックス』をベースに、家庭用ゲーム用として最大4人のマルチプレイを可能にするなどしたアレンジ版『スペースインベーダー ギガマックス 4 SE』やデジタルデバイス版『アルカノイド vs インベーダー』が初移植収録(『アルカノイド vs インベーダー』はスペシャル特典タイトルで、ダウンロード必須)。更に特装版には西角友宏が開発に関わったが本作とは直接関係は無いアーケードゲーム2作『スペースサイクロン』・『ルナレスキュー』も収録されている。 2021年には特装パッケージ版に同梱された特典品を省き、『スペースサイクロン』・『ルナレスキュー』を正式収録ラインナップに加えた「スペシャルエディション」もリリースされた。 Nintendo Switch版 / PlayStation 4版『スペースインベーダー フォーエバー』 PS4へは初移植となる『スペースインベーダーエクストリーム』・『~ギガマックス4 SE』・『アルカノイド vs インベーダー』3タイトルを収録。 イーグレットツー ミニ版 タイトーが何らかの形で関わったアーケードゲームを多数収録して自ら発売する「復刻系ゲーム機」・イーグレットツー ミニに収録。(収録されたゲーム群のなかでは本作のリリース年が最も古い)公式情報サイトに掲載されているゲームの画像を見る限りではカラーバージョンが収録されている模様。 当機と一体化している液晶ディスプレイでプレイする場合、このディスプレイを物理的に回転して縦に固定することで、アーケード版と同じ縦画面状態のプレイが可能となる。
※この「各機種版の解説」の解説は、「スペースインベーダー」の解説の一部です。
「各機種版の解説」を含む「スペースインベーダー」の記事については、「スペースインベーダー」の概要を参照ください。
- 各機種版の解説のページへのリンク