たんしょうてん‐レンズ〔タンセウテン‐〕【単焦点レンズ】
読み方:たんしょうてんれんず
《fixed focal lens》焦点距離が固定されたカメラのレンズのこと。焦点距離が変えられるタイプとして、ズームレンズやバリフォーカルレンズがある。
単焦点レンズ
単焦点レンズ
写真レンズ
(単焦点レンズ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 23:42 UTC 版)
写真レンズ(しゃしんレンズ)とは、写真撮影用・写真機(カメラ)用のレンズで、写真用レンズ、単に「レンズ」ともいう。写真撮影カメラの主要な構成要素のひとつであり、レンズ交換式カメラでは独立したモジュールとして、「レンズマウント」にネジ込み構造やバヨネット構造など[注釈 1]で取り付けられる。レンズ交換式でないカメラでは内蔵ないし通常は取り外されない構造のモジュールとなっている。
注釈
- ^ 他にスピゴット構造などがある。
- ^ メーカーによって違うが対角線画角95度 - 85度程度以上のもの。
- ^ メーカーによって違うが対角線画角6度 - 8度程度以下のもの。
- ^ 対物レンズ側から入射した平行光線が収束する点から、焦点距離だけ戻った位置の点。同じ焦点距離を単玉で実現した時のレンズ位置。
- ^ すなわち被写体がフィルム/撮影素子に実際の大きさの半分の大きさで写る倍率。
- ^ すなわち被写体がフィルム/撮影素子に被写体の大きさそのままに写る倍率。
- ^ 古くは「拡大光学系」であることをもってマクロレンズの定義としていたため、等倍未満はマクロには当たらないというのがニコンの見解である。マクロかそうでないかを論理的に線引きしようとすれば、等倍以外に妥当な境界線がないため、それに準じているとも言える。設計基準倍率が等倍の大判レンズ、ニッコールAMは「マクロ」を名に持つ数少ないニッコールレンズであった。
- ^ リングUSM搭載レンズでは可能だが、マイクロUSM搭載レンズでは不可能。ただしEF50mmF1.4USMは差動機構を採用することで可能となっている。
- ^ 全αレンズが対応している。
- ^ オートフォーカス合焦後にピントリングを回すことでマニュアルフォーカスに移行する機能。デジタル一眼レフ、DAおよびD FAレンズのみ対応する。
- ^ SWDレンズのみ対応する。
- ^ すべてのレンズに対応する。
- ^ デジタル専用と対応の違いは、フィルム(多くは35mm判を想定)撮影時にケラレが発生するか否かである[10]。
出典
- ^ 神立尚紀『撮るライカI』(新装版)光人社、2007年、158-160頁。ISBN 978-4-7698-1342-2。
- ^ 光学ズームとデジタルズームの違いとは? デジカメの基本(ALL ABOUTデジタル・デジタルカメラ ガイド 清水 博之)
- ^ a b c d キヤノン:レンズ交換式カメラ/交換レンズ|レンズテクノロジー
- ^ a b c d ニッコールレンズテクノロジー | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
- ^ a b αレンズのテクノロジー & レンズに関する基礎知識 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
- ^ 蛍石 | キヤノン:EF/RF L SERIES
- ^ UDレンズ | キヤノン:EF/RF L SERIES
- ^ インタビュー:キヤノンEOSの交換レンズ「累計生産1.5億本」の歩み——色収差と戦うDO・BRレンズ編 - デジカメ Watch
- ^ 奥野丈晴, 山田雅之、「サブ波長構造を用いた高性能反射防止膜“SWC”の開発」『日本写真学会誌』 2011年 74巻 6号 p.302-307, doi:10.11454/photogrst.74.302
- ^ a b "デジタル対応レンズ". カメラマン写真用語辞典. コトバンクより2022年3月29日閲覧。
- ^ "デジタル専用レンズ". カメラマン写真用語辞典. コトバンクより2022年3月29日閲覧。
- ^ 山木和人『シグマがデジタル対応レンズで先行した理由』(インタビュアー:本田雅一)、デジカメWatch、2004年9月29日 。2022年3月29日閲覧。
単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 02:00 UTC 版)
「Lマウントレンズの一覧」の記事における「単焦点レンズ」の解説
(35mmフルサイズ) ズミルックスSL(Summilux-SL)50 f/ 1.4 ASPH. - 9群11枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ4枚) アポ・ズミクロンSL(APO-Summicron-SL)28 f/2 ASPH. - 10群13枚(非球面レンズ3枚) アポ・ズミクロンSL(APO-Summicron-SL)35 f/2 ASPH.(2019年3月発売予定) - 11群13枚(非球面レンズ5枚、レンズの大半部分にEDレンズを使用) アポ・ズミクロンSL(APO-Summicron-SL)50 f/2 ASPH.(2019年発売予定) アポ・ズミクロンSL(APO-Summicron-SL)75 f/2 ASPH. - 9群11枚(非球面レンズ1枚、レンズの大半部分にEDレンズを使用) アポ・ズミクロンSL(APO-Summicron-SL)90 f/2 ASPH. - レンズ構成同上 (APS-C) エルマリートTL(Elmarit-TL)18 f/2.8 ASPH. - 6群8枚(2面非球面)。パンケーキレンズ。 ズミクロンTL(Summicron-TL)23 f/2 ASPH. - 6群9枚(2面非球面) ズミルックスTL(Summilux-TL)35 f/1.4 ASPH. - 8群12枚(4面非球面) アポ・マクロ・エルマリートTL(APO-Macro-Elmarit-TL)60 f/2.8 ASPH. - 9群10枚(4面非球面)。最大撮影倍率1:1倍のテレマクロレンズ。
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単焦点レンズ
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「Lマウントレンズの一覧」の記事における「単焦点レンズ」の解説
S 24mm F1.8 - 11群12枚(非球面レンズ3枚、UEDレンズ1枚、EDレンズ3枚)最短撮影距離0.24m、最大撮影倍率0.15倍。 S PRO 50mm F1.4 - 11群13枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚)最短撮影距離0.44m、最大撮影倍率0.15倍。 S 50mm F1.8 - 8群9枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚、UHRレンズ1枚)最短撮影距離0.45m、最大撮影倍率0.14倍。 S 85mm F1.8 - 8群9枚(EDレンズ2枚)最短撮影距離0.8m、最大撮影倍率0.13倍。
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単焦点レンズ
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「ニコン Nikon 1シリーズ」の記事における「単焦点レンズ」の解説
1 NIKKOR 10mm f/2.8 2011年10月20日発売。35mm判換算値で27mmの画角に相当する単焦点レンズで手ブレ補正機能(VR)は未装備。 黒と白のカラーバリエーションがあり。(国外仕様には赤もキットレンズとして存在する) 【以下機種のレンズキットに付属】 Nikon 1 V1 薄型レンズキット 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 2012年11月1日発売。35mm判換算値で50mmの画角に相当する単焦点レンズ 手ブレ補正機能(VR)は未装備。 カラーバリエーションは、黒・白・シルバーの3色がラインナップされている。 【以下機種のレンズキットに付属】 Nikon 1 V2 ダブルレンズキット 1 NIKKOR 32mm f/1.2 2013年6月13日発売 35mm判換算値で86mmの画角に相当する「1 NIKKOR」レンズラインナップの中ではもっとも明るい開放F値1.2の大口径中望遠単焦点レンズ。 「1 NIKKOR」初のナノクリスタルコートを採用。逆光撮影時に発生しやすいフレアーやゴーストを低減。 超音波モーター(SWM=Silent Wave Motor)が近距離補正方式によるフォーカス駆動を可能とし、近距離撮影でも収差の少ない高い解像力とリアルな質感描写を実現 フォーカスリングの操作で直感的なピントの微調整ができる「M/A」(マニュアル優先オートフォーカス)機能を「1 NIKKOR」に初採用。 手ブレ補正機能(VR)は未装備。 カラーバリエーションは、黒・シルバーの2色がラインナップされている。
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単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 01:47 UTC 版)
焦点距離が固定されたもの。焦点距離を連続的に変化させられるズームレンズに対する概念。ズームレンズと比べ、 レンズの構成枚数が少ない傾向にあるので、逆光に強く、小型軽量である。 色収差、画像のゆがみ、ひずみを補正しやすい。 F値を小さくしやすいため、幅広い絞りの選択による豊かな表現が得られる。また、絞りを開けることで高速なシャッターを切ることもできる。 といった特徴を持つ。 写真学校などでは、ズームレンズから入るとズームに頼ってしまい足を使わなくなってしまう(1点からの画角調整ばかりをして前後左右にアングルを調整することを考えない)などとして、「まずは単焦点の標準レンズから」などと言われることがある。
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単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 16:58 UTC 版)
YN 100mm F2 - ニコンFマウント,キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。USB端子を搭載しており,ファームウェアアップなどに対応する。 YN 85mm F1.8 - ニコンFマウント,キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 60mm F2 MF - ニコンFマウント,キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。マニュアルフォーカスのみ。 YN 50mm F1.8 - ニコンFマウント,キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 50mm F1.8 II - ニコンFマウント,キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 50mm F1.4 - キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 50mm F1.4 E II - ニコンFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 40mm F2.8 - ニコンFマウントに対応。フルサイズ対応。USB端子を搭載しており,ファームウェアアップなどに対応する。 YN 35mm F2.0 - ニコンFマウント,キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 35mm F1.4C DF UWM - キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 14mm F2.8 - ニコンFマウント,キヤノンEFマウントに対応。フルサイズ対応。 YN 42.5mm F1.7 - マイクロフォーサーズに対応。
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単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 08:13 UTC 版)
「キヤノンEFマウントレンズの一覧」の記事における「単焦点レンズ」の解説
35mmフルサイズのセンサーサイズに対応する。。 CN-E14mm T3.1 L F - 2013年4月発売。約1.2 kg。 CN-E24mm T1.5 L F - 2012年7月発売。約1.2 kg。 CN-E35mm T1.5 L F - 2013年12月発売。約1.1 kg。 CN-E50mm T1.3 L F - 2012年7月発売。約1.1 kg。 CN-E85mm T1.3 L F - 2012年8月発売。約1.3 kg。 CN-E135mm T2.2 L F - 2013年5月発売。約1.4 kg。
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単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:48 UTC 版)
眼には元来近距離に焦点を合わせる機能があり、これを調節力という。老視とは、調節力が加齢とともに弱くなり、遠距離(一般に5m以上)が明視(焦点が合ってはっきり見える状態)できる状態のままでは、より近くの目的距離(はっきり見たい距離)に焦点を合わせることが困難となった状態を言う。補正は遠距離用度数に目的距離の物を楽に長時間明視できる凸レンズ度数を加えたレンズを使用する。加齢によって狭くなった明視域(焦点を合わせ明視することができる奥行き幅)を凸レンズ度数の加入によって移動し、より近くの目的距離に合わせている状態にする為、老視の眼鏡レンズを装用した状態で、近くの目的距離は明視できるが遠方は明視できなくなる。 老視の近距離用レンズは凸レンズとは限らない。ある程度以上の度数の近視眼の場合は遠距離用度数が強い凹レンズの為、近距離用に凸レンズ度数を加えても凹レンズ度数が残り、近距離用レンズが凹レンズになることもある。近視の目でも一般に40歳程度の年齢を過ぎれば調節力が落ち、遠距離が明視できる眼鏡やコンタクトレンズを装用したままでは、徐々に近距離の細かい字や小物などの細部が見づらくなってくる。老視は屈折異常ではなく老化現象のため、老視にならない人はいない。 ただし、次の理由により近視を眼鏡で矯正している者は老眼を自覚する時期が正視や遠視の者より遅くなる。近視の目は老眼にならないなどと言われることがあるがそれは誤りで、近視でも老眼にはなるが、近視を眼鏡で矯正していると老眼になっても自覚しにくいというのが正確なところである。コンタクトレンズやレーシックで矯正している場合は、正視と同じ時期に老眼を自覚する。 近視の眼鏡を外せば裸眼で近くを明視できる。軽度の近視でも老眼の軽いうちは裸眼になれば読書できるし、-4Dより強い近視ならば終生読書に凸レンズを要しない。 近視の眼鏡を外さなくても、近視の眼鏡には見かけの調節があるので老眼を自覚するのが遅くなる。近視の眼球とそれから12mm離れた近視眼鏡とで構成された光学系は、正視の眼球だけの光学系や遠視の眼球と遠視眼鏡とで構成された光学系より少ない調節で近くにピントを合わせることができるので、その分高齢になるまで単焦点の近視の眼鏡をかけたままで近くを明視することができる。強度の近視眼鏡であるほど見かけの調節が強い。 中程度以上の近視の眼鏡は弱めに作るのが通例なのでその分調節力への負担が軽く、正視の人よりは高齢になるまで近視の眼鏡をかけたままで近くを明視することができる。正視のつもりでいる者の中には軽い遠視の者が多く含まれるので、そうした遠視の者に比べればさらに高齢になるまで近視の眼鏡をかけたままで近くを明視することができる。 強度近視の者が近視を弱めに矯正した眼鏡をかけていれば、2.と3.の効果が相まって正視や遠視の者よりかなり高齢になるまで近視の眼鏡をかけたままで済ませられ、老眼を自覚しにくい。 -10Dを超えるような最強度近視の場合、眼自体は老眼になっていても、マイナスレンズの見かけの調節により遠用眼鏡をかけたまま近くを明視できる場合があるので、そもそも遠近両用眼鏡が必要であるか否かから考える必要がある。
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単焦点レンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 07:32 UTC 版)
「カール・ツァイスのレンズ製品一覧」の記事における「単焦点レンズ」の解説
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