ちょうおんぱ‐モーター〔テウオンパ‐〕【超音波モーター】
超音波モーター
超音波モータ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 06:07 UTC 版)
超音波モーター (ちょうおんぱモーター)とは、超音波振動を利用しローターあるいは リニア被駆動体を駆動する方式のモーター。駆動するための振動周波数が超音波領域になるために名づけられた。英語表記は USM (Ultrasonic Motor)、またはHSM(Hypersonic Motor)、SWM(Silent Wave Motor)。
- 1 超音波モータとは
- 2 超音波モータの概要
- 3 進行波型超音波モーター
- 4 脚注
超音波モーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 01:47 UTC 版)
超音波振動で駆動し、静穏かつ高速にオートフォーカスを可能にするモーター。 詳細は「超音波モータ」を参照 カメラ用レンズとしてはキヤノンが世界に先駆けて搭載した。当初は高級レンズ群のみに限られていたが現在ではキヤノンレンズのほとんどに採用されており、ニコン、コンタックス、ミノルタ、ペンタックス、オリンパス、シグマの一部のレンズにも採用されている。また普及版など一部例外はあるもののフルタイムマニュアルフォーカス(後述)が可能である。 キヤノン超音波モーター採用のパイオニアであり、高級レンズ(リングUSM)から普及レンズ(マイクロUSM)に至るまで多くの製品に採用。略号USM (Ultrasonic Motor)。 ニコン以前は主に高級レンズ群に採用されていたが、近年発売のレンズは高級〜普及モデルまでほぼ全てが超音波モーター搭載となっている。略号SWM (Silent Wave Motor)。 D3000/5000シリーズではボディモータータイプのレンズを作動させるカップリングを廃止しているため、レンズ内モーター搭載レンズ以外はAFを駆動させることが出来ない。 2016年より一部のレンズで静寂性重視でパルスステッピングモーターが導入されている。 コニカミノルタ(旧ミノルタ)/ソニー(α)一部のレンズに搭載している。略号SSM (Super Sonic Motor)。 コンタックスコンタックス645用レンズおよびNシリーズ用レンズに搭載している。 シグマキヤノン・ニコン・シグマ・ペンタックス・ソニー製カメラおよびフォーサーズ・システム規格のカメラ用の高級レンズ群及びニコンデジタル一眼レフ専用一部普及レンズのみ。略号HSM (Hyper Sonic Motor)。 ペンタックスデジタル一眼レフ専用高性能レンズ群「DAスターレンズ」全てを含む、一部レンズに搭載。略号SDM (Supersonic Direct-drive Motor)。 オリンパス「SUPER HIGH GRADEシリーズ」の一部と「HIGH GRADEシリーズ」の一部に搭載。略号SWD (Supersonic Wave Drive)。 パナソニック/ライカフォーサーズ・システム対応レンズ「ライカDバリオエルマー14-150mm」で搭載。略号XS (Extra Silent)。 タムロンキヤノン・ニコン・ソニー各カメラ用に搭載。略号USD (Ultrasonic Silent Drive), PZD (Piezo Drive)。
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