利益系カード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:44 UTC 版)
おもに持ち金を増やしたり、お得な物件購入ができる。 福の神カード 福の神がプレイヤー全員にお金をくれる。『HAPPY』までは拾った瞬間に発動、『7』以降は任意で使用する。後に青マスなどに止まると一定確率で発動するイベントに変更された。 虎につばさカード 持っているだけで目的地に入った時に貰える援助金が2倍になる。特殊な目的地や景気変動、南総里見八犬伝のイベント、歴史ヒーローの加藤清正のイベントなどでの援助金増減とも重複する。複数枚持っていても、1回の到着で1枚ずつ発動する(『V』 - )。 割引系カード 物件を割引で買える。基本的に増資・鉄道購入の時は使えない。ただし、イトーヨーカードを除き、桃太郎ランドは対象外で使おうとすると秘書から堂々と買おうと言われて使うのを止められてしまう。また、『X』までは増資にも使える。シルバーカード - 1件を50%OFF。 ゴールドカード - 1件を90%OFF。 イトーヨーカード - 1つの駅の物件をリストの上から順に買えるだけ25%OFF。割引系の中では唯一桃太郎ランドにも有効なカード。 プラチナカード - 1つの駅の物件をリストの上から順に買えるだけ90%OFF。 無料カード - 1件を100%OFFだが、対象は1億円(『KINKI』以降の携帯アプリ版では3億円)以下の物件限定。 シンデレラカード - 1件を100%OFFだが、入手した年の12月までに使用しないと「徳政令カード」に変わる(12月に入手した場合は翌年の12月が期限になる)。 後払い系カード 物件をその場で現金購入せず、後払いにできる。最後の年には使えない。クレジットカード - 金利付きの8回払い(毎ターン終了時に支払い)。5段階まで増資可能である、『X』のみ増資にも使える。 あおいカード/まとめばらいカード/決算払いカード - 決算時に一括払い。 予約カード 物件駅で使うと、指定した物件1件の購入権が1年間自分だけになる。一部の作品では「桃太郎ランド」は予約できない。 借金カード 目的地到着金と同額を銀行から借り受ける。返済はそのターンから金利付きの8回払いとなる。最後の年には使えない。 ローン停止系カード なきおとしカード - 分割払いの返済を6か月間ストップさせる。 ふみたおしカード - 分割払いの残りの返済を打ち消すが、1/2の確率で失敗し、失敗すると逮捕されて攻撃系カードの効果を自分が受けることになる。 増資カード 自分が所有する物件を1-5件無料で増資できる。対象物件はランダムで、「桃太郎ランド」や『USA』の「ネズミーワールド」も含まれ、同じ物件に複数回増資できる場合もある。増資システムのない作品では登場しない。 ダイヤモンドカード 使用はできないが、カード売場などで高額で売却できる。売値は毎月変わり、景気変動(『20周年』 - 『タッグマッチ』、『2017』や携帯アプリ版を除く)にも左右される。 借金系カード 誰かが借金状態の時や、借金状態になるときに使ったり効果が発動する。徳政令カード - 全員の借金が0円になる。貧乏神が高確率で買ってくるなど、買う・拾う以外に様々な入手経路が存在する。作品によってはご愛顧キャンペーンでもう1ターン動けることもある。『2010』以降のメインシリーズと『KINKI』以降の携帯版では、買価と売価が0円になった。 なすりつけカード - 自分が抱えている借金を他人1人に押し付ける。失敗することもあり、借金が倍額に膨らんだり、攻撃系カードの効果を自分が受けたりする。 身代わり地蔵カード(『DS』)/ファイト一発カード(『20周年』 - ) - カードを所持した状態で持ち金がマイナスになった場合、0円までしか減らない。 連帯保証人カード (『令和』)- 持ち金がマイナスになるとき、自分は0円で留まり、他の誰か1人が残りの借金を肩代わりする。肩代わりするプレイヤーはランダム。 現金入手系カード 使用または所持するとお金がもらえる。福引きカード - 年数に応じた金額が数回(最大で16回)連続で出てくる。 千両箱カード - 千両箱を開けてサイコロの目に応じた金額がもらえる。『20周年』 - 『タッグマッチ』、『2017』、『令和』では、色マスに止まると一定確率で発生するイベントに変更された(『11』、『12』、『G』 - 『16』)。 一頭地を抜くカード - 現在持ち金が最大のプレイヤーの金額にやや上乗せした金額がもらえる。 大逆転カード - 使用すると架空の視聴者参加番組「アタック・ハンター」に出場。サイコロを3回振って、全て1(1/216の確率)が出れば大金がもらえる。1以外の出目が出た時点で挑戦終了となる。 一攫千金カード - 非常に稀な確率だが、それに見合う大金がもらえることがある。ターンは消費しない。 エンジェルカード - しばらくの間、ターン終了時に持ち金が増える。時々ミカエルに変身してもらえる金額が増えることもある。『16』以降は、2枚以上持つことができ、ダビングカードによる複製が可能になった。売却はできないが捨てることはできる(「もったいない!」とメッセージが出る作品もある)。 虎視眈々カード - 持ち金が2位以下の場合のみ、ターン終了時に持ち金が増える。持ち金がトップになるか数ターンが経過するとカードが消滅する。 カード複製系カード カードを複製できる。周遊系カードの残り使用回数などもそのまま複製される。ただし、ゴールドカードやプラチナカードのような戦況を大きく左右する超強力なカードは秘書から虫がいいといわれ、止められる。『16』前までは損害系カードの複製も止められる。なお、この仕様はダビング駅でも同様の処置となる。ダビングカード - 自分のカードを1枚複製する。ダビングカード自身を複製すると、結果的に1か月休む(その場を動かない)ことができる。同様に『7』以降は進行系・便利系にランダムで入り、入った側にあるカードしかダビングできない。『16』以降はエンジェルカード・ウイルスカード・デビル系カード、さらに『令和』ではゴールドカードも複製可能になった。 スキミングカード - 相手1人のカードを1枚複製する。 となりの芝生カード - 相手1人のカード袋をまるまる複製する(自分がそれまで持っていたカードは全て消滅する)。 乗っ取り系カード 物件駅で使用すると、その駅にある他人の物件を乗っ取れる。乗っ取りカード、M&Aカード、買収カード - 1件を乗っ取る。M&Aカードは『USA』にて乗っ取りカードの名前が変更されたもの。買収カードはサイコロの出目が悪いと買収に失敗する。作品によっては乗っ取りカードも失敗することがある。 超・乗っ取りカード - 独占駅を丸ごと乗っ取る(『2010』『タッグマッチ』)。ただし、『独占駅』が対象なので独占されていない物件駅には使えない。 鉄道乗っ取りカード(『X(九州)』)/鉄道買収カード(『11』 - 『15』) - 鉄道省駅で使うと、鉄道路線1路線を提示金額で買収できる。相手が同額を出せば阻止される。『16』では乗っ取りカードに統合された。 『DX』 - 『V』では物件価格の倍額、『12』『USA』では2-8倍(農林物件は10倍)が必要で、資金は相手の収入になる。それ以外の作品では無料で乗っ取れる(借金を抱えていても乗っ取り可能)。ただし鉄道買収は例外なく有料で、乗っ取りカードで買収できる作品でも同様に提示額勝負となる。 『X』『11』では物件ジャンルごとに分かれている。 『X』以降では入手してから1年間の有効期限があり、それを過ぎるとカードが消える。 通販系カード 駅に行かなくても物件をその場で買える。テレホンカード - ランダムに物件1つを10%OFFで買える。 もうかりまっカード - ランダムに他人の物件を1つ買える。ただし、失敗することもある。 カード入手系カード 使用すると、その場でカードを入手できる。福袋カード - 福袋を開けてカードを1-8枚入手できる(初期の作品ではカード欄の空きの分入手)。何が出てくるかはランダムで、福袋カードの中にさらに福袋カードが入っていたり、損害系カードが入っている場合もあるが、候補はある程度限定されている(初期の作品を除く)。 ミレニアムカード - 「急行」「特急」「新幹線」「のぞみ」「リニア」の各カードが1枚ずつ手に入る。 みんなのカード - プレイヤー全員に同じカードが1枚ずつ配られる。 カード変化系カード 使用すると、特定の候補のうちランダムに1枚のカードに変化する。「も」カード - 候補は利益系。 「く」カード - 候補は博打要素の強いもの(『DX』)、特殊な移動系(『HAPPY』)。 「て」カード - 候補はうんち系(『DX』)、防御系(お助けキャラ類)(『HAPPY』)。 「き」カード - 候補は保険系。 「ち」カード / スピードカード - 候補は進行系。「も」「く」「て」「き」「ち」を5枚一度に所有すると、強制的にそれらのカードを全て消費して目的地に入り、その時の到着金は10倍になる。 いじわるカード - 候補は攻撃系。 素晴らしいカード - 候補は利益系かキングデビルカード。 最後の切り札カード - 候補は希少価値が高めのもの。他に1枚でもカードを持っている場合は使えない。 カード作成系カード 出現した候補から好きなカード1枚を選んで作成できる。基本的に使用後はキャンセル不可能。偽造カード - 候補8種類から選択できるが、失敗することもある。成功率は作るカードにより異なり、強力なカードほど偽造成功率が低い(『III』 - 『HAPPY』)。 カスタマイズカード - 強力な候補16種類から選択でき、確実に成功する上、使用してもターンが終了しない(『15』『16』)。 3つの願いカード - 強力な候補5種類から1枚ずつ3回選んで入手でき、確実に成功する上、使用してもターンが終了しない。里見八犬伝のイベントで「八徳の玉」を8つ集めると副賞として手に入る。「ダビングカード」「ダビング駅」でダビングできない(『2010』『タッグマッチ』)。 カード販売系カード 使うとその場でカード売り場同様にカードの売買が可能になる。カード出前カード - 全てのカード売り場からランダムで選ばれた場所と同じラインナップになる。 急行商人カード - 急行系のみのラインナップになる。売却は便利系カードも可能。 宝くじ系カード 持っているだけで大金を入手できる可能性がある。埋蔵金カード - 毎ターン終了時に大金がもらえる可能性がある。枚数が多いほど高確率になるが、当たるとこのカードは全て消える。 宝くじカード - 夏(初期の作品のみ)や12月に抽選が行われ、抽選に当たるとランクに応じた賞金がもらえ、結果にかかわらずカードは消える。 カード売り場系カード カード売り場でのみ使用できる。 引換券カード - カード売り場で使うと、その売り場で売っているカード1枚と無料で引き換えることができる。 ポイントカード - 持っているだけで、カード売り場で買った金額に応じてポイントが貯まり、これをカード購入費として利用できる。処分すると貯まっていたポイントも消滅するが、他人から奪った場合はポイントをそのまま引き継ぐ。所持は1人1枚のみ。『2010』以降ではカードではなく「お楽しみ」枠の扱いでゲーム開始時から使用可。 お楽しみ系カード 特定の駅に止まると効果が出る。○○ラリーカード - あるテーマに従ってマップ中を巡り8つのスタンプを押すと、賞金がもらえる。スタンプが押せる駅が全て物件駅とは限らない。作品によってはデータ画像が見られるなどの、おまけモード解禁もある。1人1枚しか所持できず、スタンプを全部揃えるとカードは消滅する。 『16』からは「お楽しみ」枠に入り、カードを持たなくても集めることができるようになった。 ラリーカードのテーマ 温泉(『7』)、牛肉(『V』)、駅弁(『X(全国)』『2017』)、拉麺(『X(九州)』)、お城(『11』)、花火・花名所(『12(全国)』)、温泉郷・焼き物(『12(西)』)、路面電車(『G』)、市場(『15』)、古戦場(『16』)、駅舎(『2010』『タッグマッチ』)、文豪(『2017』)ビンゴカード - 3×3の9マスに書かれた物件駅に停まったらスタンプが押され、縦・横・斜めのどれか一列以上揃えれば賞金がもらえる。1人1枚しか所持できず、ビンゴが成立するとカードは消滅する。ダブルになった場合は2倍、トリプルになった場合は3倍の額になる。「ラリーカード」と同様に『16』からは「お楽しみ」枠に入った。 最下位のみ使えるカード 総資産が最下位のプレイヤーのみ使える。メークドラマカード - 最下位のプレイヤーのみが使用可能。大金がもらえる。 ばかこくでねカード - 大金がもらえるが、失敗することがある。 最下位カード - カードが貰える、借金が帳消し、目的地に近づけるなどの効果のうち、候補が3つ上がり、1つを選択できる。
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