八部衆とは? わかりやすく解説

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はちぶ‐しゅう【八部衆】

読み方:はちぶしゅう

仏法守護する八体一組の仏の眷属(けんぞく)。天・竜夜叉(やしゃ)・乾闥婆(けんだつば)・阿修羅迦楼羅(かるら)・緊那羅(きんなら)・摩睺羅伽(まごらか)。天竜八部衆


八部衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/07 09:50 UTC 版)

八部衆(はちぶしゅう)または天龍八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)は、仏法を守護する八尊の護法善神。仏教が流布する以前の古代インドの鬼神、戦闘神、音楽神、動物神などが仏教に帰依したものである。十大弟子と共に釈迦如来眷属を務める。


  1. ^ 田中公明 『千手観音と二十八部衆の謎』春秋社、2019年、179頁。ISBN 9784393134283NCID BB28033834全国書誌番号:23193120 
  2. ^ コトバンク 精選版 日本国語大辞典「浄居天」の解説
  3. ^ a b c d 杉山二郎・前田常作『日本仏像大全書』四季社2006年、158頁。
  4. ^ 龍光山正寶院「仏様の世界」五部浄
  5. ^ 望月信亨『望月仏教大辞典』第二巻、世界聖典刊行協会、1936年(1957年増訂版)、1283頁。
  6. ^ 池上洵一訳『今昔物語集 7』平凡社1979年、13頁。
  7. ^ 天野信「大本経における七仏の事蹟と浄居天の神」『印度學佛教學研究』第58巻第2号、日本印度学仏教学会、2010年、 928-923頁、 doi:10.4259/ibk.58.2_928
  8. ^ a b c d 密教図像学会『密教図像』第38号、法藏館2020年、46頁。
  9. ^ 山田明爾「『千手観音二十八部衆の系譜』 : 諸天鬼神の系譜研究の一環として」『龍谷大學論集』第399巻、龍谷大学、1972年6月、 54頁、 ISSN 02876000NAID 110009528331


「八部衆」の続きの解説一覧

八部衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:47 UTC 版)

「仏像」記事における「八部衆」の解説

八部衆は「天龍八部衆」の略称である。釈尊従者のうちの、人ならざる姿形をしている8つ種族総称である。種族であって一柱ずつの神を指してはいない。天、龍、夜叉(やしゃ)、乾闥婆けんだつば)、阿修羅迦楼羅(かるら)、緊那羅きんなら)、摩睺羅伽まごらが)の8衆を指すのが通例

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八部衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:46 UTC 版)

天空戦記シュラト」の記事における「八部衆」の解説

ヒュウガ天王日向) 声 - 堀内賢雄 八部衆の一人。虎の神甲冑纏うヴィシュヌ側近真面目な性格インドラ尊敬していたが、彼によるヴィシュヌ石化目撃したことからシュラトと共に抹殺されそうになるリョウマ親友サーマ暦9973年青の月8(4月8日生まれ血液型A型。 [武器五節棍 [属性鉱物 [技]天王降魔鋼(てんおうごうまこう)、天王水晶結(てんおうすいしょうけつ)、天王滅魔鋼(てんおうめつまこう) [真言]ナウマクサンマンダボダナン・マカキャラヤ・ソワカ(天王降魔鋼)、ナウマクサンマンダボダナン・マハシャーダ・ソワカ(天王水晶結)、ナウマクサンマンダボダナン・ビソホラウン・ソワカ(天王滅魔鋼) リョウマ龍王[要曖昧さ回避]龍馬) 声 - 山寺宏一ナレーション兼任) 八部衆の一人龍の神甲冑纏う。八部衆最強謳われる堅実実直ヒュウガ親友最初インドラ言葉信じシュラトヒュウガ討とうとするが、ヒュウガ戦った際にシュラト発した親友同士が争うのを嘆く叫びと、その叫び込められ悲しみ感じたヒュウガの涙で真実悟り以後シュラト達と行動共にする大戦後ヴィシュヌ石像建立しその後幼馴染マツリ結婚サーマ暦9973年赤の月1(7月17日生まれ血液型B型。 [武器属性]炎 [技]龍王火炎戟(りゅうおうえんげき)、龍王爆炎戟(りゅうおうばくえんげき) [真言]ナウマクサンマンダボダナン・ナンド・ハ・ナンド・ソワカ(龍王火炎戟)、ナウマクサンマンダボダナン・アギャン・ナウエイ・ソワカ(龍王爆炎戟) レイガ迦楼羅王麗牙) 声 - 井上和彦 八部衆の一人鳳凰の神甲冑纏うオカマ口調飄々としているが実は思慮深い。技は多彩実力も確か。ネーミングカルラ(またはガルーダガルダ)より。幻帝ミトラ曰く修羅王(シュラト)を見守る役割あるらしいレイガシュラトヒュウガ探索に出る直前見たインドラ不審な行動疑念を抱く。そして能力1つ迦楼羅霊視羽でその行動監視し続けた結果ヴィシュヌ石化真実を知ることとなり、シュラト達の側に回る。TV版最終回ラストシーンをシュラト・ラクシュと共に迎える。 迦楼羅王の神甲冑は八部衆の神甲冑唯一、神甲冑の状態で飛行することができる。 サーマ暦9972年黄の月233月21日生まれ血液型O型。 [武器金輪・羽 [属性]羽 [技]迦楼羅吹雪(かるらはねふぶき)、迦楼羅霊視羽(かるられいしう)、迦楼羅翼紫嵐(かるらよくしらん)、迦楼羅火翼陣(かるらかよくじん)、迦楼羅霊視羽超伝播(かるられいしうちょうでんばん)、迦楼羅金剛縛(かるらこんごうばく) [真言]ナウマクサンマンダボダナン・マカカルラ・ソワカ(迦楼羅吹雪)、オン・ボダロシャニ・ソワカ(迦楼羅霊視羽、迦楼羅霊視羽超伝播)、ナウマク・サンマンダ・ポダナン・ロロ・ソワカ(迦楼羅翼紫嵐)、ナウマク・サンマンダ・ポダナン・ギャキ・サラバビギナン・ソワカ(迦楼羅火翼陣) レンゲ那羅王蓮) 声 - 林原めぐみ 八部衆の紅一点カテ出身一角獣の神甲冑纏うインドラ心から愛しヴィシュヌへの反逆知りつつ忠誠誓っていた。ヒュウガ戦い水晶封印されるが、ヴィシュヌの力で蘇生シュラトたちの味方となる。 小説版では封じ込められ水晶から自力復活一度インドラ倒そうとするも、最終的にインドラと共にヒュウガ・シュラトに刃を向ける。 最終回ヒュウガ結ばれることを思わせる場面がある。 なお、レンゲの声を演じ林原めぐみミーの声も演じている。 サーマ暦9973年白の月2011月25日生まれ血液型AB型。 [武器の形をした鞭 [属性 [技]那羅無双(なあらむそうか)、那羅朱霊(なあらしゅれいか) [真言]ナウマクサンマンダポダナン・マカ・ナーラ・ソワカ(那羅無双)、ナウマクサンマンダポダナン・アロリキャ・ソワカ(那羅朱霊ダン(比婆王弾) 声 - 飛田展男 / 羽村京子少年時代) 八部衆の一人。犀の神甲冑纏う猪突猛進型の少年ヴィシュヌ敬愛していた。シュラト戦い敗死する。後にヴィシュヌによって蘇生しシュラトたちと和解共闘するサーマ暦9972年黒の月148月27日生まれ血液型B型。 [武器]斧 [属性大地 [技]比婆激震破(ひばげきしんは)、比婆流砂洸(ひばりゅうさこう) [真言]ナウマクサンマンダポダナン・オン・ボク・ケン(比婆激震破)、ナウマクサンマンダポダナン・バザラ・ボク・ケン(比婆流砂洸) クウヤ(闥婆王空也) 声 - 中田和宏 八部衆の一人水牛の神甲冑纏う知性派。インドラ疑問抱きつつもヴィシュヌのためだと思い従っていた。真実知りつつレイガ戦い敗死するが後にヴィシュヌによって蘇生し共に戦う。 サーマ暦9972年紺の月179月27日生まれ血液型A型。 [武器宝輪属性 [技]闥婆水雷染(だっぱすいらいせん)、闥婆水滸輪(だっぱすいこりん)、無の境地(むのきょうち)、ソーマ封じの術(そーまふうじのじゅつ) [真言]ナウマクサンマンダポダナン・ギャナウ・サンラ・サンラ・ソワカ(闥婆水雷染)、ナウマクサンマンダ・ポダナン・ゲンダリ・バン(闥婆水滸輪)

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八部衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 13:47 UTC 版)

斎女伝説クラダルマ」の記事における「八部衆」の解説

総領一族で、総領を守る役目を担う男性たち。全員が面で素顔隠した山伏の姿をしている。通常女児しか生まれない斎女の里で、総領となる娘が生まれ予兆として生まれた男子であり、男子であることを捨てて総領を守ることが宿命づけられた存在である。

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