中華麺を使った料理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 16:04 UTC 版)
同名であっても地域によって指す料理が異なる場合がある。 ラーメン 中華麺を使用した代表的な料理はラーメンである。ラーメンという名称が一般的となる以前は中華そば、支那そばなどと呼ばれ、以後も中華そばや支那そばという呼称の店や地域は少なくない。明治時代に開国された港に出現した中国人街(南京街)に中華料理店が開店し、大正時代頃から日本各地に広まっていった。様々な派生形を持つ。茹で上げた中華麺を熱いスープに入れて食べる料理。 つけ麺 茹で上げた麺を冷水で締め、ざるそばのように一口分ずつつけ汁につけながら食べる。締めた麺を湯通しし、熱盛りとすることもある。 油そば 茹で上げた麺に、油っこく濃いタレを絡ませて食べる。スープはない。 冷やし中華 茹であげた麺を冷やし、酸味を利かせたタレをかけるのが一般的。 焼きそば(炒麺・炸麺) 茹でた麺を炒めたもの、あるいは麺を揚げたもの。 ちゃんぽん 長崎県の地域料理。唐あくを用いた専用の中華麺を使用する。 皿うどん 長崎県の地域料理。中華麺以外を使う場合もある。 沖縄そば 沖縄県の郷土料理。油処理された太めの中華麺を使う。 冷やしラーメン 冷やし中華とは異なり、茹でた後に冷した麺をたっぷりの冷たいスープに入れて食べる。 ざる中華 麺を茹であげて冷やしたものを、和風のめんつゆに1口分ずつつけて食べる。 焼きラーメン 茹でたての中華麺を鉄板で炒めて供する。福岡県福岡市の屋台料理。 イタリアン 新潟県の地域料理。ソース焼きそばにトマトソースをかけたもの。 黄そば、キーシマ、素ラーメン、中日そば、えきそば 中華麺をうどんのつゆに入れたもの。 バリそば 山口県の地域料理。 ローメン 長野県の地域料理。 担担麺・汁なし担々麺 中国四川省発祥の麺料理。 ジャージャー麺 中国北部(北京市近辺)発祥の麺料理。なお、中華麺を用いるのは日本のみで、中国の炸醤麺では平たく太い無かん水麺が用いられる。 担仔麺 台湾の料理。肉味噌と香菜を上に載せる。 台湾ラーメン 愛知県の地域料理。原型となった担仔麺とは違って辛口仕立てとなっている。 バミー タイ王国の麺料理。 ラクサ マレーシアの麺料理。 サイミン ハワイの麺料理。 その他 鍋料理の〆として、うどんや餅など共に中華麺が用いられる事もある。 ラーメン つけ麺 つけ麺 油そば 冷やし中華 焼きそば ちゃんぽん 沖縄そば 皿うどん 冷やしラーメン 冷やしラーメン 担担麺 担仔麺 バリそば(3人前) ローメン バミー 莜面(yóumiàn)
※この「中華麺を使った料理」の解説は、「中華麺」の解説の一部です。
「中華麺を使った料理」を含む「中華麺」の記事については、「中華麺」の概要を参照ください。
- 中華麺を使った料理のページへのリンク