プラネットエンブレムを持つビーダマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:17 UTC 版)
「Bビーダマン爆外伝」の記事における「プラネットエンブレムを持つビーダマン」の解説
しろボン 声 - 桑島法子 本作品の主人公。一人称は「オレ」。正義感が強く仲間との友情を重んじるが、少々天然ボケかつおっちょこちょいで元気な少年。相棒のカゼ丸をケーキ(味にはなぜか激辛もある)で釣って空を飛ぶ。飛行機のパイロットになるのが夢。モミテボンの記録したメモによるとピーマンが嫌いらしい。くろボンのことは当初はやや一方的にライバル視している所もあったもののどこか孤高な彼は惹かれており、最終的にお互いを認め合う仲になった。ドラーケンとの初戦で敗北した際、一度は自信を失いかける。しかし、くろボンやきいろボンが苦戦する姿を見たことで触発され、再び戦線に赴きリベンジを果たした。些細なことで仲間と喧嘩することも度々あるが、最終的に和解し友情を深め、それを武器に戦う。 あおボン 声 - 小桜エツ子 心優しく気弱な性格の少年。雰囲気や気分に流されやすい所がある。グレイボン博士の孫であり、彼を「グランパ」(漫画版では「おじいちゃん」)と呼ぶ。一人称は「ボク」で、語尾に「〜です」を付ける丁寧語で喋る。お化けが苦手で本人自身、気弱なことを気にしており、心を悪に染めて自身の部下にしようとしたシュリンゲの策略にはまったことがあり、「自分は強い」と必要以上に思いこまされかなり強気で傲慢になったこともあるが仲間たちの優しさで正気を取り戻し、自信をつけた。以前は度田舎で女の子とも話したことがなく、友達のいない生活を送ってきたためしろボンとは仲が良く、共に行動することも多く、たまに一緒に軟派しようとしたこともある。 漫画版ではメイルスーツ非装着時に発射したビーダマの威力はさほど高くないものの、器用な狙い撃ちが可能という描写がなされた。 あかボン 声 - 佐久間レイ 本作品のヒロイン。面倒見が良く、しっかり者で強気な女の子。頭の後ろに結んだ大きな黄色いリボンがチャームポイント。ビーダロンの言っていることを理解することができ、ビーダロン博士を志す。「レッディ」というあだ名を自称しているが周囲からは全く呼ばれない(しかし2回だけ自身のズボンを仕立て終わったと思い込んだグレイボンに感謝され、そう呼ばれた時とフレアドラゴンの新しい名前を考えていた時に言われた)。くろボンに心惹かれており、彼を「さん」付けで呼ぶ。 また、テレビで人気のアイドル歌手・アイドルボン(声 - 林延年)や人気の歌劇団・レディービーダ歌劇団のファン。特にアイドルボンに関しては当初グレイボンのズボンを仕立てることになったため、彼のサイン会に行けなかったことを残念がっていたなどミーハーな一面も。ヒリューがダークエネルギーの影響で凶暴化した際(漫画版ではドラーケン襲来時)、他者を回復させる効果を持つ愛と正義の心を込めたビーダマを生成する能力に目覚めており、その能力でヒリューを救っている。他のメンバーに比べて出撃回数は少なく、レッドバスター喪失後のフレアドラゴン投入までの空白期間も長かった。この間は、しろボンの機体に添乗するなどして現場に同行していた。 漫画版ではくろボン共々メイルスーツを装着していない。 きいろボン 声 - 真殿光昭 関西弁を喋る陽気な少年。お笑い好きで小噺と称したダジャレを多数連発し、特にマイクを向けられると状況に関わらずダジャレを連発する。もっともそのダジャレは寒いものがほとんどであり、大抵ポニコーンしか笑ってくれない(しかしグレイボンやシルドークには面白いと言われる)。その下らなさたるやラジオに流れれば町が大惨事に陥るほどで、ボランティアの時に彼が無料で漫才をすると宣言した途端避難勧告が流れ、街から人っ子一人いなくなってしまったほど(イエロークラッシャーのショックウェーブで連発したときにはシュリンゲのトラウマにもなった)。ビーダシティ一の力自慢であり、ゆうれいボン(声 - 堀内賢雄)を助けるためにビーダマを飛ばして戦う格闘技・ビーダ道(ビーダどう)の大会に参加し、優勝したこともある。 本作品では前後のシリーズ作品とは異なり運送屋を営んでおらず、アルバイトや商売をいくつも行っている。宝探しや金儲けに目がなく、いささか横柄かつ意地汚い性格である一方、幼少期に友達がおらず1人だった経験から、義理人情には厚く涙もろい一面も持つ。ダークバアヤに唆され、自分達を騙したジュニボン(声 - 間宮くるみ)を責めずに許してやったり、手に入れたサインの転売目当てで行こうとしたアイドルボンのサイン会の順番をあかボンに譲ってやるなど友情を大切にしている。一人称は「ワイ」。まれに「オレ」になる。 漫画版では縦縞模様の半纏とサンバイザーを着用している。また、しばしばしろボンからぞんざいな扱いを受ける。 くろボン 声 - 関俊彦 クールな孤高の一匹狼。何者なのか、どこに住んでいるのか、一切不明の人物。ダークビーダを倒すことを、自らの宿命と考えている。そのクールさからあかボンやピンクボンに好意を抱かれている。ビーダアーマーの操縦技術は非常に高く、しろボンたちのピンチにはどこからともなく駆けつける。素手で四天王と互角に戦う力を持ち、作中でもティーゲル・シュリンゲ・ダークプリンスと戦った。19話では「ファイナルパンチ」「スクリューアタック」と必殺技を叫んだこともある。また、バーボンいわく「初めてあいつの眼を見たとき、まるでこれから狩りに行くオオカミロンのようにギラギラしていた」という。 最初はしろボンたちを助けながらも距離を置いていたが、話が進むにつれてしろボンをライバルと認めるなど、彼らに心を開いていった。 実はプロフェッサーボン(後述)の孫で、双子の弟であるジャックを目の前でダークビーダに連れ去られ、死に際のプロフェッサーボンからダークビーダ打倒の使命を託された過去を持つ。当初1人で戦おうとしていたのはその責任感からであった。そのため、ブラックガトリンガーを初めとする専用ビーダアーマーはすべて祖父が作った物である。 テレビシリーズでは、本作品に登場するキャラの中では珍しくギャグとは無縁だが、ビデオパッケージではしろボンに抱きつくピンクボンを呆れ顔で見る姿が描かれていた他、ドラマCDや漫画版(後述)ではコミカルな一面を見せている。 漫画版では額にジャックが姿を消して以降に付いた一本の傷がある。また、荒野で自身が用意したキャンプの食料を知らなかったとはいえしろボンたちに食べ尽くされてしまい、格好つけるも空腹を隠しきれず、さらにそれが原因でダークビーダとの戦いにてビーダマが撃てなくなったり、自身を尾行するしろボンたちの雑な隠れ方に気付きつつも見なかったことにして先を急ぐなど、若干のギャグシーンも見受けられる。
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