三省堂 大辞林 |
いささか 0 2 【▼聊か/▼些か】
(1)少し。幾らか。
「これには―驚いた」「―の悔恨とともに思い出される」
(2)(下に打ち消しの語を伴って)少しも。全然。現代語では「いささかも」の形をとる。
「確信は―も揺るがない」「此の世には、―思ひ慰むかたなくて/源氏(総角)」
数量・程度がわずかであるさま。重大でないさま。
「―なりともお役に立ちたい」「―な金で御心配遊ばすのが/魔風恋風(天外)」
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
些
聊
「いささか」の用例一覧
岸田國士 辻久一著「夜の芸術」 (青空文庫)
と映画——を真に愛するものの宿命的な表情である。 本書において、著者は、その言わんとするところを言いはじめたに過ぎぬ。しばらく耳を傾けて、いささか多弁ながら的を外さぬ主張を、最後まで聴く必要があろう。 底本...
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上村松園 大田垣蓮月尼のこと (青空文庫)
とに日本女性の 鑑 ( かがみ ) であり、私達にこの厳しい時局下ゆくべき道を示してくれているように思える。 尼は当時京都に集まる勤皇の志士から慈母のごとく慕われたが、自らは 聊 ( いささか ) も表...
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薄田泣菫 まんりやう (青空文庫)
重みを楽しんでゐるに過ぎない。お前は夕ぐれ時の木蔭に、小さな紅提灯をともして、一人でおもしろがつてゐる子供なのだ。 持つて生れたいささかの生命をいたはり、その日その日を寂しく遊んで来たまんりやうよ。 またしても風もないのに、お前...
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