三省堂 大辞林 |
は・じる はぢる 2 【恥じる】
(1)良心がとがめたり、欠点・誤りに気づいて、他人に顔向けできないと思う。はずかしいと思う。
「良心に―・じる」「おのれの不明を―・じる」
(2)劣る。ひけをとる。(名誉・地位などに)釣り合わない。
「横綱の名に―・じない立派な相撲」「松島は…およそ洞庭・西湖を―・ぢず/奥の細道」
(3)遠慮する。はばかる。
「かく語らふとならば、なにか―・づる/枕草子 49」
品詞の分類
「恥じる」の用例一覧
種田山頭火 独慎〔扉の言葉〕 (青空文庫)
来々、そのなかから、或はそのなかへ、仏が示現したまうのである。 私はまだ『あなたまかせ』にまで帰納しきっていないことを恥じるが、与えられるものは、たとえそれがパンであろうと、石であろうと、何で...
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太宰治 創作余談 (青空文庫)
だ。 非難は、自身の弱さから。いたわりは、自身の強さから。恥じるがいい。 自己弁解でない文章を読みたい。 作家というものは、ずいぶん見栄坊であって、自分のひそかに苦心した作品など、苦心...
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宮本百合子 無題(三) (青空文庫)
に愛する者を抱く事の出来ない辛い寂寥は、何物にたとえる事が出来よう。魂と魂との愛が深くなればなる程、その魂を宿す身を求めずには居られない。 或時には、情慾だと思って、自分で恥じるほど激しい思慕が、身と魂を、白熱...
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