ノーベル賞受賞関係者
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「カリフォルニア大学バークレー校」の記事における「ノーベル賞受賞関係者」の解説
出身校または受賞当時の所属機関がカリフォルニア大学バークレー校の受賞者リスト。 ハロルド・ユーリー(化学賞、1934年)重水素発見 アーネスト・ローレンス(物理学賞、1939年)原子物理学や素粒子物理学で標準的に使用される加速器であるサイクロトロンを発明 オットー・シュテルン(物理学賞、1943年)シュテルン-ゲルラッハの実験 ジョセフ・アーランガー(生理学・医学賞、1944年)神経線維の様々なタイプを発見 ジョン・H・ノースロップ(化学賞、1946年) ウェンデル・M・スタンレー(化学賞、1946年) ウイリアム・ジオーク(化学賞、1949年)酸素に同位体が存在することを発見 グレン・シーボーグ(化学賞、1951年)超ウラン元素の合成および研究 エドウィン・M・マクミラン(化学賞、1951年) セルマン・ワックスマン(生理学・医学賞、1952年)有機化合物とその分解を研究し、ストレプトマイシンなどの抗生物質を発見 ウィリス・ラム(物理学賞、1955年)水素スペクトルの微細構造に関する研究 エミリオ・セグレ(物理学賞、1959年)反陽子の発見 オーウェン・チェンバレン(物理学賞、1959年)反陽子の発見 ウィラード・リビー(化学賞、1960年炭素14を用いた放射性炭素年代測定法を開発) ドナルド・A・グレーザー(物理学賞、1960年) メルヴィン・カルヴィン(化学賞、1961年)カルビン・ベンソン回路を発見 チャールズ・H・タウンズ(物理学賞、1964年)誘導放出による電磁波の増幅(メーザー、レーザー)の基本原理を発明 ルイ・アルヴァレ(物理学賞、1968年)共鳴状態の発見など、素粒子物理学への貢献 ハミルトン・スミス(生理学・医学賞、1978年)タイプII制限酵素の発見 ローレンス・クライン(経済学賞、1980年)景気変動・経済政策を分析する上での経済的なモデル・手法の開発 チェスワフ・ミウォシュ(文学賞、1980年)ポーランド文学教授となり執筆活動 ジェラール・ドブリュー(経済学賞、1983年)一般均衡理論の徹底的な改良と経済理論に新たな分析手法を組み込んだ ヘンリー・タウベ(化学賞、1983年)金属錯体の電子移動反応機構の解明 李遠哲(化学賞、1986年)化学反応素過程の研究 トーマス・チェック(化学賞、1989年)RNAの触媒機能の発見 キャリー・マリス(化学賞、1993年)DNA化学での手法開発への貢献(PCR法の発明) ダグラス・ノース(経済学賞、1993年)経済史に経済理論や数量分析を導入 ジョン・C・ハーサニ(経済学賞、1994年) マリオ・モリーナ(化学賞、1995年)オゾン層の分解に関する研究 ロバート・カール(化学賞、1996年)フラーレンの発見 スティーブン・チュー(物理学賞、1997年)レーザー冷却により原子を捕捉する技術の研究 ロバート・B・ラフリン(物理学賞、1998年)分数電荷の励起状態が存在する新たな量子流体の形態(分数量子ホール効果)の発見 アラン・ヒーガー(化学賞、2000年)導電性高分子の発見と発展 ダニエル L. マクファデン(経済学賞、2000年) ジョージ・アカロフ(経済学賞、2001年)情報の非対称性を伴った市場分析に対して ダニエル・カーネマン(経済学賞、2002年)行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献を称えて デイビッド・グロス(物理学賞、2004年)強い相互作用の理論における漸近的自由性の発見 トーマス・シェリング(経済学賞、2005年)ゲーム理論の分析を通じて対立と協力の理解を深めた功績を称えて ジョン・C・マザー(物理学賞、2006年)宇宙マイクロ波背景放射の黒体放射性の発見 ジョージ・スムート(物理学賞、2006年)宇宙マイクロ波背景放射の異方性の発見 アンドリュー・ファイアー(生理学・医学賞、2006年)RNAiの発見 ゲルハルト・エルトル(化学賞、2007年)固体表面における化学過程の研究 ロジャー・Y・チエン(化学賞、2008年)緑色蛍光タンパク質の発見と開発 エリザベス・ブラックバーン(生理学・医学賞、2009年)テロメアとテロメラーゼによる染色体保護の発見 キャロル・W・グライダー(生理学・医学賞、2009年)テロメアとテロメラーゼによる染色体保護の発見 オリバー・ウィリアムソン(経済学賞、2009年)企業組織が紛争を解決する構造として働くという理論を発展させたこと ソール・パールマッター(物理学賞、2011年)遠方の超新星の観測を通した宇宙の加速膨張の発見 トーマス・サージェント(経済学賞、2011年)マクロ経済の原因と結果をめぐる実証的な研究に関する功績を称えて デービッド・ワインランド(物理学賞、2012年)個別の量子系に対する計測および制御を可能にする画期的な実験的手法に関する業績 ランディ・シェクマン(生理学・医学賞、2013年)細胞内生成蛋白質を細胞核などの目的の場所まで運ぶ仕組みの解明 バリー・バリッシュ(物理学賞、2017年)LIGO検出器および重力波の観測への決定的な貢献 フランシス・アーノルド(化学賞、2018年)酵素の指向性進化法の開発 ジェニファー・ダウドナ(化学賞、2020年)ゲノム編集手法の開発 ラインハルト・ゲンツェル(物理学賞、2020年)我々の銀河系の中心にある超大質量コンパクト天体の発見 デヴィッド・ジュリアス(生理学・医学賞、2021年)温感と触覚の受容体の発見 デヴィッド・カード(経済学賞、2021年)労働経済学への実証的貢献
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