そ‐てつ【蘇轍】
読み方：そてつ
［1039〜1112］中国、北宋の政治家・文学者。眉山(びざん)（四川省）の人。字(あざな)は子由。号は潁浜遺老(えいひんいろう)。唐宋八家の一人。父蘇洵(そじゅん)・兄蘇軾(そしょく)と合わせ三蘇とよばれる。小蘇。著「詩伝」「春秋伝」など。
そ‐てつ【×蘇鉄】
蘇鉄
蘓鉄
ソテツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/25 13:41 UTC 版)
ソテツ（蘇鉄[6]、蘓鉄[7]、学名: Cycas revoluta）は、裸子植物のソテツ目、ソテツ科、ソテツ属に属する常緑樹の1種である。幹の頂端に大きな葉が多数密生する（図1）。外観はヤシや木生シダに似ているが、系統的には全く遠縁であり、この類似性は他人のそら似である[8]。幹は、枯れ落ちた葉の基部が残ってうろこ状に覆われている。雌雄異株であり、雄株は細長い円柱状の小胞子嚢穂（"雄花"）を、雌株は大胞子葉が密生したドーム状の構造（"雌花"）を、それぞれ茎頂に形成する（図1）。大胞子葉について成熟した種子（"実"）は赤朱色になる。根には窒素固定能をもつシアノバクテリア（藍藻）が共生しており、貧栄養地でも生育できる。九州南部から南西諸島、台湾、中国南部に分布する。ソテツを含めてソテツ類は、中生代から形態的にあまり変わっていないため、「生きている化石」ともよばれる[8]。
注釈
- ^ a b c この画像はタイワンソテツ（Cycas taitungensis）として登録されているが、詳細な解析からは、この種はソテツと同種とすべきであることが提唱されている[16]。
- ^ a b 台湾の個体群はタイワンソテツ（Cycas taitungensis）としてソテツとは別種とされることがあるが[30]、詳細な解析からは同種とすべきことが提唱されている[16]
出典
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[続きの解説]
ソテツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/08/11 06:52 UTC 版)
根株の周囲6.5メートル。1本の株から25本もの幹が出ている珍しいもの。樹齢約250年。
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「ソテツ」の例文・使い方・用例・文例
- palmlike裸子植物：生き残っているソテツ目種類といくつかの絶滅した種類を含む
- ソテツ目の熱帯性裸子植物
- ソテツ科の標準属：旧世界に広く分布する常緑の熱帯性高木で、羽状の葉と、落ちた葉の基部で覆われた円柱形の幹を持つ
- 小型の、ヤシに似た日本産のソテツ科の植物で、サゴ澱粉がとれる
- ヤシに似た葉を持つインド南東部のソテツ
- ソテツの1科でしばしばソテツ科に含められる：ザミア
- アメリカ産の熱帯性または亜熱帯性小型の常緑ソテツの属
- ザミア属の様々なソテツのいずれか
- 小型のメキシコ産ソテツの属
- うろこ状の葉の茂った幹とシダのような葉と樹木の茂った球果を持ったザミア属の小さなソテツ
- メキシコ・中米産の小型の樹木様のソテツの小さい属
- サゴソテツ属のソテツの総称
- 樹木状のアフリカのソテツの属
- 丈夫な円筒の幹ととげだらけの羽状の葉接続部の頂部があるオニソテツ属のソテツ類の総称
- アフリカ南部産のソテツ
- 常緑で大きなオーストラリアのソテツの属
- ニューサウスウェールズ産の大型で人目を引く、ヤシに似た常緑のソテツ
- ジュラ紀から石炭紀にほとんど絶滅した裸子植物：ソテツシダとally
- 石炭紀の化石のソテツシダの属
- 絶滅した種子をつけるソテツシダ目（またはシダ種子の仲間）のシダのような植物
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