ゴルドドライブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:04 UTC 版)
ヒュプノスに仕込まれた蛮野の復活プログラムが剛の記憶を素に夢の中で無数のロイミュードの1体に寄生して変身する形で登場。夢の中の剛とチェイスを追い詰め、自分を倒した剛の記憶を介してロイミュードのコア同様、空中に四散した自身の個体波長を集めてコアとして再構築、現実世界で肉体としての質量を得ようと計画するが、そのことにいち早く気付いた剛が現実世界のりんなにヒントを伝えたことで形勢が逆転。さらに剛に「金メッキの鎧着て喜んでる王様気取りの間抜け野郎」と評されたことで激怒するも、りんながヒュプノスに仕込まれた復活プログラムを消去したことで弱体化。ヒュプノスの力で夢の中で変身したマッハのゼンリンシューターとチェイサーのシンゴウアックスを再び奪うなどの悪あがきを図るが、剛が現実の自分を倒したチェイサーマッハに変身したことに動揺。見えないほど速いチェイサーマッハの攻撃に怯えながら、チェイサーマッハエンドを生前同様、再び喰らい完全に消滅した。
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ゴルドドライブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:01 UTC 版)
「仮面ライダードライブの登場仮面ライダー」の記事における「ゴルドドライブ」の解説
蛮野天十郎の意志がインストールされたバンノドライバーが、ロイミュード006のボディを乗っ取って変身する悪の戦士。元々人間体を持っていた006自身はコアを破壊されており、寄生した蛮野自身が怪人体のままの006のボディを動かしているため、人間体は存在しない。公式では仮面ライダーではなく、偽仮面ライダーの怪人として扱われている。登場話は41話から46話までで、変身シーンは41、42話のみ。 外観はプロトドライブと酷似しているが、本物と比べて目のマルチハイビームが赤く、全身の装甲は金色に彩られている。他にもG-ドライビングスーツは黒一色で、頭部のエアーエキゾーストパイプやシグナル-5の一部、クラッシュガードパネル、膝のニーメタルパッド、アクティブターボレッグの足首部分が黒いなどの差異がある。 その力はドライブ・マッハ・チェイサーの3大ライダーをしのぎ、ロイミュード超進化態と同等の領域に至っている。ゆえに4人の超進化態を必要とするコア・ドライビアシンクロ発動に加わることもでき、全世界のグローバルフリーズを実現する「約束の数」の1人としてカウントされた。しかしシンクロ発動によってシグマサーキュラーが完成すると、余剰エネルギーを使ってメディックの殺害を試み、彼女の身替わりとなったブレンの死を招いた。 その後、特防センタービルでシグマサーキュラーを起動し、全人類をデータ化して自らの支配下に置こうとする。ビルに突入してきたマッハとチェイサーと戦闘になり、両者を変身解除にまで追い込むが、チェイスの犠牲によって再起した剛が仮面ライダーチェイサーマッハとなると、形勢が逆転。最期は必殺キックの応酬に敗れてボディを破壊され、残ったバンノドライバーも剛の手で止めを刺された。 デザイン画ではドライブ タイプスピードを金色に変えただけであり胸にタイヤも装備されていたが、本物のドライブと区別をつけづらいことから、劇中ではタイヤの代わりにプロトドライブの胸パーツをリペイントした物が取り付けられた。 撮影用スーツはアクション用のみ。超デッドヒートドライブのマスクとダークドライブのボディーを改造したものであり、後にゼロドライブへと再改造されている。公式完全読本によるとスーツアクターの岡田和也は40話の回想シーンの撮影現場に来て、森田成一が演じる生前の蛮野のボールペンを齧る仕草や一部始終の指の動きなどの細かい部分を見て演じている[要ページ番号]。 ツール バンノドライバー ゴルドドライブの変身ベルトにして本体。40話で初登場。赤いイグニッションキーとLR-Dメーター、デュアルスキャナー、セーフソリッドバックルなどはドライブドライバーと同型だが、それ以外の全体的なカラーリングは黒となっており、ディスプレイのセントラルフェイスの表情はモアイ像のような金色の顔のままで変化しない。変身時はシフトブレスとシフトカーを必要とせず、ドライバーのイグニッションキーのみを回し、ドライブとロイミュードの変身が混ざったかのようなエフェクトで変身する。 ドライブドライバーと同様データ化した人間=蛮野の意志がインストールされているが、単にロイミュードの体に装着されるのではなく完全に乗っ取ってしまう。ベルトさんと異なりドライバーウェビングの収納と伸縮も可能で、ベルト単体でもグラビティドライブエンジンで自在に浮遊し、光の触手を伸ばして敵を攻撃できる。41話ではこの触手で下級ロイミュードのボディを破壊、慢心した006のコアのみを破壊している。意識体は小説の公式全史によると、永遠の拷問として電脳世界への幽閉という名目と利用価値を見出した003(ブレン)がロイミュードのコアテクノロジーを応用しながら、蛮野の意識・頭脳をコピーして作ったモアイ像の顔に似た擬人インターフェイスを持つデータ生命で、ドラマCDではクリムの頭脳データを模倣して蛮野自らが作ったバックアップの人格プログラムとされている。触手による攻撃ができる反面、意識体自身はロイミュードのコアと違いタブレットやドライバーなどの器がなければ存在を維持できないらしく、ゴルドドライブとドライバーが強烈なダメージを受けるとデータが消えかかってしまうなどの虚弱性を持つ。 『type TOKUJO』ではこの意識体がアニマシステムでネットワークの世界にダイブしていた小田桐教授と接触し、2014年4月8日のグローバルフリーズの混乱に乗じて、アニマシステムと繋がった小田桐教授の肉体を乗っ取ろうとしていたが、前日に教授と接触していた西堀光也が自身を侮辱した仕返しとしてシステムの電圧を最大化、グローバルフリーズの重加速で体を動かせなかった小田桐教授が事故死したことで失敗していたことが判明する。この時点で蛮野は他者の肉体に寄生するという考えを持っており、また仮に成功しても生身の人間の肉体では超進化態と同等の力は得られないため、ロイミュードの肉体入手とバンノドライバーの作成もこの失敗の反省から来ているとされる。 作成者はクリムをコピーしたロイミュード004である。004は開発段階から蛮野の支配プログラムが組み込まれており、剛によってブレンの手から離れた蛮野の意識体と接触後、データ生命の意識体を蛮野として認識。以降は忠実な部下として活動していた。 Vシネマ『仮面ライダーチェイサー』の終盤でエンジェルロイミュードが倒された浜辺に004と共にこの姿で登場。劇場版で未来の108が暗躍していた時の行動は不明だが、40話でベルトさんに仕込んだ破壊プログラムが原因でドライブが港区ネオエネルギー施設爆破事件を起こしたことを知らず、ドライブドライバーが別物になっていることを指摘した。その後は41話で自身の肉体にして超進化態となるための寄生木を改めて探し始める。46話ではゴルドドライブがチェイサーマッハに敗れたことで006の肉体が爆散。ドライバー本体もダメージを受け、その影響で消えかかっているデータの再構築を図るがシンゴウアックスで自身を破壊しようとしている剛に気付き、なおも「待て!待つのだ剛!!私の偉大なる頭脳をこの世から消してはならない!!」と醜く命乞いをするが、「逝っていい、ってさ…」と揺るがない決意を持った剛のアクロスブレイカーによって粉砕され、今度こそ完全に破壊された。 シフトブレス ゴルドドライブが左腕に装備しているブレスレット型のデバイス。形状も本物のドライブの物と同一でボタンのイグナイターの色も同じ赤だが、それ以外は黒一色でシフトバンドブレスの縁も黒い。変身にシフトカーが使用されないため普段は空だが、武器を奪うことで対応するシフトカーなどが出現する。 ゴルドコンバージョン ゴルドドライブの胸部に装着されている干渉装置で、他のライダーの武器をデータに還元して奪取する機能を備えている。形状はプロトドライブのアーキタイプギアと同一だが全体が金と赤、一部が黄緑で彩られている。 後にこの機能を重く見たりんなの緊急措置により、ライダーたちの主要装備にコーティングが施されたため、これらに該当するものだけは奪取できなくなった。 必殺技 エネルギー波(電撃) 腕から放つほか、槍状に変化させることもできる。 ライダーキック バンノドライバーのイグニッションキー(アドバンスドイグニッション)を捻って放つ。ドリルのように回転するパターンもある。
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