コンチータ公爵家とは? わかりやすく解説

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コンチータ公爵家 (Duke Conchita)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:54 UTC 版)

七つの大罪シリーズ」の記事における「コンチータ公爵家 (Duke Conchita)」の解説

バニカ=コンチータ (Banica Conchita) モチーフMEIKO 年齢29歳没(296-325) 国籍ベルゼニア帝国 人種ベルゼニアベルゼニア帝国コンチータ七代目領主。メイリス=ベルゼニア血を引くヴェノマニアの子孫であり、同時にグミナ=グラスレッドの子孫でもある。500年時点残っているお伽話吸血鬼伝説吸血娘ヴァニカ』のモデルとなった人物。 ムズーリ=コンチータ公爵長女として生まれたが、自分生まれて間もない頃に両親屋敷の者が悪食の器であるワイングラス(後の「グラス・オブ・コンチータ」)を宿した幻のタサン豚「バエム」を食べてしまった事で、グーラ病発症してしまった。バニカはグーラ病ではなかったが、狂乱し母親胃袋満たされるまで無理矢理食べさせられたり、逆に他の者に優先させて殆ど食べられなかったりと、幼い頃から自由な食事ができなかった。そのため、グーラ病完治した父親たちが生き残った後は、暗くて大人しい性格反してに対して異常に貪欲になり、14歳マーロン国第三皇子カルロスとの縁談持ち上がるも、両家の者が臨席しての会食の場で食べ物ひたすら貪り尽くした為、翌年破談となった その後コンチータ家が領土剥奪されていたこともあって、食道楽磨きがかかり、20歳前にして国内すべての料理を口にしたとされ、諸外国へ食の探求の旅に出て多く料理自国紹介し同国食文化発展大きな影響を遺した。その功績認められ帝国から領土返還され父の死後領主位相続したが、食道楽拍車がかかり遂に体重が100kgを越え長年公爵家に仕えていたロンが行不明と時を同じくして「食べ過ぎによる内臓異常」で倒れてしまった。自身余命悟った直後双子によって再び屋敷持ち込まれワイングラス悪魔呼びかけを受け、新たな食に対す好奇心から契約交わした悪魔契約したことで体格一転してスリムになるが、今度は蟲汚物などを食べようになったことで会食の場には一切姿を見せなくなり翌年には病を理由外部からの接触絶ち公務への指示はふたりの使用人を介してのみ伝わることになる。そしてとうとう食人行為を働くようになり、屋敷周辺ワイングラスの力で屍兵徘徊していた事と食人行為の噂から外部人間は殆ど屋敷に近づかなくなった。後に屋敷取り囲んできた皇帝軍を相手屍兵けしかけた為、事実上コンチータによる領土統治崩壊し領土内の各町が自治体制をとって屍兵対処していた。 その中でAB-CIRのスパイとして15人目コックとして雇われた、ヨーゼフことかつての婚約者カルロス再会し互いに想い交わしあった。カルロスはバニカを止めよう長年服用してきたマーロン王家に伝わる秘薬材料である毒の粉末心中しようとしたが、バニカにはその毒が効かずカルロスのみが死亡。バニカは涙を流しながら愛する人を残らず食らいつくしたが、実はその粉末憤怒の器黄金の鍵削ったものであり、それを長年服用してきたカルロス食べた事で毒が効いて悪魔の力が弱まり何を食べても満足できなくなってしまった。屋敷食糧届けてた行商人使用人ポロアルテ食べたことで、やがて屋敷食糧なくなってしまった。そんな中カルロスの子どもを出産し悪食悪魔助かりたければ黄金の鍵対すワクチンとなる赤ん坊を食うように強制されたが、彼女はそれを拒否し空腹満たす為に悪魔宿した自分自身食べて骨も残さず消えた。 なお、カルロスとの間に生まれた赤ん坊屋敷突入したエルルカとプラトニックによって発見されジュノ皇帝使用人養子として引き取られており、その赤ん坊の子孫が『悪ノ娘』に登場した赤き鎧の女剣士ジェルメイヌ=アヴァドニアと言われている。 悪魔を喰らったことでワイングラス宿った悪魔成り代わっており、後世ではかつての使用人であったポロヘンゼル)やアルテグレーテル)の転生体を気に入り、彼らには存分に悪魔力を貸している。『悪徳のジャッジメント』の時代ではこの世全てを喰らい尽くす事を夢見ながら、「墓場の主」として世に出る時を待ち望んでいる。 動画中のキャストでは「偉大なコンチータ様」と記載。 ムズーリはバニカが生まれた当初バニカの名前を「ムララムラジャコタスポポポ」に決定しようとしたとされている。 名の由来は「カニバリズム」のもじり。 ムズーリ=コンチータ (Muzuri Conchita) 年齢:?歳没(?-321ベルゼニア帝国コンチータ六代目領主で、バニカの父。メイリス=ベルゼニア血筋を引くヴェノマニアの子孫。コンチータ公爵家は皇家血を引いている故か、半ば形骸化しているとは言え五公」の一家数えられている。民想い人望の厚い領主であり、食道楽としても有名であった。 娘のバニカの誕生会で、贈り物運んできた馬車中にいつの間に紛れ込んでいた幻のタサン豚「バエム」を見つけたことで、神からの贈り物だと感動し、バエムの中からワイングラス出てきても気にせずに妻や屋敷の者たち全員食べさせた。しかしそれ以降屋敷の者が異常食によって1日につき1人ずつ死んでいき、屋敷訪ねてきたAB-CIRに悪食悪魔の器を宿した「バエム」を食べたことで「グーラ病」を発症してしまったことを知らされ生き残るには10年胃袋満たし続けなければならない宣告される(実は「バエム」はレヴィン教では「悪魔使い」として食することを禁じられているものであり、かつてバエムを乱獲して好んで食べていたタサン大帝国皇帝国ごと滅びの道を辿ったのだが、レヴィン教の信者ではなかったムズーリはそのこと知らなかった)。 その後領民から食べ物を奪うような形で使用人を含む自身達の食事を何とか維持してきたが、そのこと拒否し食べなかった者や、無理な食事身体が耐え切れなくなった者は次々と死亡していった。が、悪夢から解放されるまで残りヶ月迫ったところで大飢餓領土を襲う。とうとう追い詰められ屋敷で妻が死体食べようとしたが食人行為だけは許すことができなかった為、自分たちはこうしてまで生き残るべきではなかったと悟りながら娘の目の前で妻を刺殺した。 結果的に侍従長ロンと元々「バエム」を食べてなかったバニカと共に生き残ったが、長年重税による領土乱れから帝国領土剥奪された上に、長年心労から衰弱しきってしまった。その後、娘のバニカがベルゼニア帝国食文化発展貢献した功績で、領民支持得てコンチータ家に領土返還されたことを知って喜びロン看取られながら息を引き取ったメグル=コンチータ (Megour Conchita) ムズーリの妻で、バニカの母親旧姓は「グラスレッド」で、元はベルゼニア帝国国交のなかったエルフェゴート国宰相息女であり、彼女に一目惚れしたムズーリが婚姻切望し様々な障害乗り越えて結ばれた聡明な貴族女性であったが、「バエム」を食べてグーラ病発症した事で狂い始め、娘のバニカに無理矢理食べ物食べさせるなど攻撃的な性格成り果ててしまった。残りか月で大飢餓領土襲った際、食べる物を探し求めた結果使用人死体食べようとした為、食人行為だけは許すことができなかった夫に娘の目の前で殺された。公に心臓病死んだことになっている

※この「コンチータ公爵家 (Duke Conchita)」の解説は、「七つの大罪シリーズ」の解説の一部です。
「コンチータ公爵家 (Duke Conchita)」を含む「七つの大罪シリーズ」の記事については、「七つの大罪シリーズ」の概要を参照ください。

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